児童館に「いいね!」を増やしたい。

「子育てを育てるまち」‥‥だから地域に児童館があるんだよねぇぇぇ!…と個人的に思っています。ただ、それを支える財源と人の問題があり、今のカタチ、今のままで恒久的に「児童館」が残るかどうかは別の話しかもしれません。「児童館行政」がやってきたことやその価値を今こそ見つめ直すことこそ求められるはず。

そんなわけで、児童館に「いいね!」を増やしたいなあと思っております。京王百貨店と京王アートマンとをつなぐ通路の展示。すでに、公式ホームページでも情報掲載されていますが、じきに消去されてしまうのではないかと思うので、私も下手くそに写真を撮影してきました。

公式ホームページより)
児童館紹介~Happy Valentine~

多摩市にある10館の児童館に遊びに来ている子どもたちがバレンタインに合わせてメッセージを書いてくれました。メッセージには、みんなのすきなことやすきなものなどが書いてあります♡

 

 

 

 

 

 

結構、「すごーい!」という感じで、短時間の1回だけでは全部を丁寧には見ることができず。もう一回、もう一回と足を運ぶしかないなというわけで、「ついでの用事」つくっております。それにしても、どの作品も個性が溢れていて、寄せ書きしてあるメッセージがとても素敵です。作品に溢れる個性は間違いなく…それぞれ児童館職員さんたちの個性だなあという感じもして面白く。東寺方児童館の作品は「ぜーんぶ自分のてのひら」…近くで見ると愉快で、遠くから見るときれい!羽ばたいてきそうですね。一ノ宮児童館の作品には「デザイン、お花、デコレーション、すべて子どもたちがつくってくれました」と大人がちゃんと添えてPRしてありましたので、近所にある諏訪児童館の作品にカーテンがついているのもきっと。永山児童館は「永山児童館のすきな所」と少し絞って声を集めていたりして…。愛宕児童館のハートは木の実も使用して…児童館の裏山からとってきたのかな?とか。豊ヶ丘児童館は背景が「板チョコ」です。大人と子どもとの会話があって一つの作品が完成するわけなので、そこが、いいなあと思うのです。ただ、単に子どもを喜ばす工作だけをしているわけではなく、制作過程で子どもたちの機微…受け止めるのが職員さんたちの腕の見せどころなのです。

っていうところにこそ、児童館行政が担っている奥の深い役割があるのです。そこを改めて理解することから始めて、多摩市が「子育てを育てるまち」として、PRしていくなら、児童館をどう発展させていくのか、その視点を欠くことはできないと思うものです。加えて、私は「ユースセンター」のような機能のある場所を別途設ける必要があると思っていて、児童館では物足りなさを感じてしまう年齢…ちょっと大きい子どもたちというのか、高校生や大学生などが利用しやすい場所があったらもっと充実だなと感じています。

話しを戻しますと、京王ショッピングセンター7階になりますが、児童館のHappy Valentine企画の展示は今週金曜日までになります。ぜひ、聖蹟桜ヶ丘にお出かけする機会がありましたら、お立ち寄りください!

「子育てを育てるまち。多摩市」だからこそ、児童館がもっと魅力ある場所に進化していく必要があるし、させていかなければなりません。そのために財政的にも、支える人的にも「しっかりつなぐ」ためにどうあるべきか真剣に考える時に差し掛かっています。何せ、児童館の建物も古い時代に完成した施設は…随分な老朽化、傷み具合でもあり、痛々しいくらいでもあるので。