先生たちも驚く!本番さながらな授業は多摩市選管の特許企画♪

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多摩第一小学校で行われた多摩市選挙管理委員会企画の授業を参観してまいりました。昨年から実施されていますが、今年は実施校を拡大しています。教育委員会からも各学校にPRしているからですね・・・・でも、そのPRをちゃんと受け止める学校であるかどうか・・・・このあたりがその学校の個性と言うか技量とも言えるわけで、PRしても響かない学校もあるのも事実。

感度の高い学校かどうか・・・その判断ってこういうところからも垣間見えてしまうのですね♪

ということで、もう本番さながら!

選挙管理委員会事務局長がこれまた、ものすごく授業運びがお上手!そしてまた、「給食大臣を選ぼう!」ということで、政策課題は「給食の食べ残しを減らす方法」ということで、3人の給食大臣立候補者がそれぞれの解決策を表明し、子どもたちはそれぞれの訴えを聞いて、投票をするというもの。ちなみに、多摩第一小学校の年間の給食残さい量については、学校給食センターの栄養士さんたちが説明。年間では牛乳は約6千本、おかずは「毎日かつどん50杯分」残っている・・・・との解説もあり、その後、明るい選挙推進委員さんが3人の候補者を演じます。

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明るい選挙推進委員さんたちの演技力にも脱帽。惚れ惚れしちゃうような演説ぶり。子どもたちからも「演説がとても上手だった!」ととても好評。「だから、投票しようと思った♪」ということ。

・・・・子どもの気持ち・・・大人と同じですね。やっぱり演説上手の候補者には魅かれますよね。

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そして、子どもたちはその場で選び、そして、その場で応援演説をやり(これもその場で指名される)・・・そして、空っぽの投票箱を確認をして、鍵を閉めるところから・・・実際の投票に。

もう本番さながらです。もちろん、投票所も!私たち大人の投票所と同じです。

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いよいよ開票作業。もちろん、投票用紙の枚数を機械で数えます!これには子どもたちの歓声も!さらには、大臣に決定した候補者には本物の「当選証書」・・・・しかも、今日は選挙管理委員長自らが手渡すという・・・・。

私も一連の選挙の流れをわかりやすく学ぶことができました!今日は、お隣稲城市の選挙管理委員会の職員さんも2名が応援にいらしていましたが、何と!この授業・・・・調布市の選挙管理委員会の事務局さんからは「これと同じ授業を調布市内でもやりたい!」との要請があったようで、授業するための一連のグッズを丸ごと貸し出すのだそうです!

 

このアイデア・・・今の選挙管理委員会事務局長によるもの。子どもたちにとって学校給食は身近で、そしてまた、「学校給食が残る」というのもまたリアリティあること。どうやったら給食が減るのだろう?ということも同時に考えながら、選挙もちょっぴり垣間見れるというか学べる・・・これは大ヒット授業ではないかと思うものです。いずれ、ここに本物の議員が参加したらもっと面白いかもしれない。これ、多摩市選挙管理委員会の「特許企画だわ!」と思いながら帰路に。

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学校菜園でおいしそうな大根がすくすく育っておりました♪

ということで、今日はわくわくするような午前中を過ごし、午後は図書館協議会で読書活動振興計画に関する議論を傍聴。そしてまた、いろいろ情報収集をしていたところ、パルテノン多摩について・・・・建通新聞の記事!この記事は子ども教育常任委員会の開催された日にリリースされているわけですが、当該委以内ではPFIにするかどうかは年内に決定するとか説明していたのに、この記事を見れば・・すでにPFIにすることが明らかになっているようなものですよね。こういうミスリード?というのかなんというのかよくわかりませんが、はっきりいって、行政に対する不信感を招くだけの話ですね。私、この記事を目にして、「ええっ!」となりましたし、はっきりいって憤りを通り越して、呆れてしまいました。情報共有を丁寧にするとか言っている裏で、こうした情報が先に流通していることに驚きを禁じ得ません。だから、言ってることとやってることが食い違っているって言われるのに。

選挙管理委員会がなかなか頑張っているな!って思って喜んだ気持ちが一気にダウンする夕刻。市議会と行政との関係性・・・何だかね・・・って考えさせられるのでした。