備忘録。雑談風。

 

議会前になると、夜遅くまで…パソコン画面を見ていて…時々、全く関係ないショッピングサイトとか覗いていたりする自分にハッと我に返ったりするのですけれど、今回の質問事項である「子どもたちの健康」問題と一人1台タブレット端末の配布にGIGAスクール構想のことを考えるにあたっての参考図書「スマホ脳」。

これを読むと、いろいろと自己反省もしなければならないところもあり、私にとっては良書とも言えるので、おすすめ。何しろ「スティーブ・ジョブズは我が子になぜiPadを触らせなかったのか?」という本の帯も素敵。日本でもかなり読まれているようです。これから私たちが向き合っていかなければならない社会のことを念頭にも置きながら、自分なりの立ち位置や考え方も再確認したり、これからた多摩市でも取り組んでいったほうが良さそうなことを考えるヒントが得られます。GIGAスクール構想を進める立場にありながらも、気を付けておかねばならない観点をしっかり押さえておくことこそ求められると思っています。

ところで、このクッキーは高校生たちが企画した地域活性化のイベントで2個150円で販売したもの。他にもぜんざいを販売したそうですけれど、売上から材料費を差し引きしたら1500円の収益が出たそうで、次のイベントに回すことができると喜んでいるというエピソードを耳にしました。お小遣いを持ち寄って、材料を買い揃えて販売したということで…自分たちで出資して、そして、販売して、利益を出して…とそれは次のイベントのために貯める。いい話しですね。わずかながら…かもしれませんが、小さくてもささやかにでもお金が循環していくようなことができていくといいなあ…なんて思うものです。高校生の地域のボランティアをするということで人件費は除く…ということはありますが、当然ながら、高校生たちのモチベーションも高くなり、約1500円を次は何に変えていく?…と議論が先に進んでいくというのも素晴らしく。

「全部任せてもらえたからできた。」

のだそうですね。「もちろん、やってみてわかることなど、大人の方からもいろいろと反省点もあったしアドバイスもいただいたけれど、もともとは『任せるね』と言われて、全部やらせてもらえた」からできたんだそう。大人があれこれと口出しをするわけでもなく、当日まで多少の連絡や調整はしていたのかもしれませんけれど、基本…「私たちで自由にやれたからよかった」。この一言、重たいなあ。備忘録的にメモ。大人たちの在りように問いかけてくれてる言葉でもあり。子どもや若者を支援しようと条例づくりを進めている中でも受け止めておきたい一言。