健康で暮らすための努力。

ターゲット・バードゴルフ市民大会が一本杉球場で開催されまして、ご縁がありまして、開会式に出席させていただきました。昨年までは旧北貝取小学校を会場にして開催していた大会でしたが、大規模改修工事を控えていることから使用ができず、今年から場所を変更しています。芝生のグラウンドで大会が開催できることがとてもうれしいと会長さんをはじめ、会員の方がおっしゃっていました。一本杉球場は「球技…と言っても、野球系しかダメ」みたいな暗黙のルールがあり、そしてまた、芝生の養生やらいろんなことも考えて、市民に開放されているとはいえ、自由に使える施設ではなく、どちらかと言えば閉鎖性の高い施設だと思っていましたが、平日の昼間…甲子園の予算大会でもない限りは稼働率の低い時期ですし、普段使いには高めの使用料金がネックかもしれませんが、しかし、使ってもらえるだけでありがたいですね。せっかくある施設なのですから。

もうすぐ90歳に手が届く年齢の方も参加されているのですが、「人は見た目ではわからない」というのはまさにその通り・・・とにかく参加者の皆さんのスタイルに驚かされます。背筋もピンとされているし、シャンとしてゴルフクラブを持ちながら歩いておられ、そしてまた、スイングというか、ショット姿もめちゃくちゃカッコいい。女性の方のほうが少ないのですが、みなさん、シャトルボールを遠いところまで飛ばしておられて、もうびっくり!

「ぜひ、体験を!」と…せっかくの機会と思いましたので、体験させてもらいましたけれど、やっぱり痛感したのはスポーツセンス0ということですね。そもそもシャトルボールを打つことも難しいですし、シャトルボールが弧を描いて飛んでいくなんてこと…あり得ませんでした。

開会式ご一緒だった体育協会の会長さんも、藤原議長も、大会に参加する藤條議員も…みなさん、センスがいい。ホント、一緒に並ぶことが恥ずかしいくらいでした。

それはさておき、こうしたスポーツの大会などに同席させていただき、つくづく思うことは…健康を維持するための努力があるということ。運動をすることが体力保持にもつながる実感をお持ちだからこそ、継続されておられるのだろうなあと。まさに「継続は力」ですね。コロナ禍でスポーツ大会なども規模を縮小して開催するなど工夫がされている中、屋外スポーツの場合には今日のような機会も設けることができ、「3密」は多少意識しながらも、健康と体力維持をされている方々にお目にかかることができ、逆にエネルギーをいただけました。ありがとうございます。

さて、開会式に出席をしてから、オンラインで研修に参加しつつ、リアル研修の会場に移動。オンラインでも十分に学ぶことができます。移動中でも途切れることなく、ライブ映像を見ることができるのはやっぱりすごいことだと実感してしまいましたが、昨日に引き続く清渓セミナーは城南信用金庫の顧問をされている吉原毅さんの講演に感動がありました。今更ながら、銀行と信用金庫との違いなどの解説も交えながらの講演はもっと聞いていたいくらいの内容でした。

「お金は何のためにあるのか」

を考えさせられました。そしてまた、今の日本のありようを憂い、少しでも希望を捨てずに、あるべき姿を追求していこうとする姿勢がとてもまぶしかったです。コロナ禍における城南信金の行動力がどんな哲学に基づいているのかについても、披露してくださいました。いよいよワーカーズコープが法制化される運びであって、私も注目をしていますが、吉原さんも法制化を高く評価されており、「雇われない働き方」をポリシーとする協同組合にこれからの時代を担う存在として、期待を寄せておられるようでした。

セミナーの締めくくりは東京新聞社会部の望月衣塑子記者の講演。これもまた聞きごたえのある内容でした。「権力を監視するメディアの役割」のことを改めて認識させられます。「議員も権力」なんですよね…ということも意識しながらお話を伺うことができました。映画「新聞記者」のモデルでもある望月さんですが、とても小柄な方で、どこからあのエネルギーが湧き出しているのかと思うほどでした。吉原さんから、望月さんからの講演は私たち議員が持つべき姿勢に問いかけされていたように感じつつ、「長いものに巻きこまれていかないように」自分を維持することの必要性を感じた次第です。それはものすごく精神力のいることですね。「身体を張る」を思い出しながら、お二方の講演を耳にしておりました。まだまだ私も鍛えなければならないですね。

そのためにも「健康維持」の努力が必要不可欠かもしれません。私はせいぜい、YouTubeを見ながら、「宅トレ」で頑張ろうと思います。あとは、こうして学ぶことも「健康維持」につながっている気もします。充実した1日でした。