何をやっていたか忘れる一日でもある。

議長室にある朝顔が満開です!でも、我が家の朝顔には・・・蕾すらつかない。毎日、議長室の朝顔を見るのが楽しみ。この間は週末の暑さに負けて、ずいぶんと弱っていたのですが、お水をあげて、また復活してくれたのがうれしい。

さて、今日は一日を振り返ってみれば、会派の打合せをやり、鹿児島県出水市の議会運営委員会のみなさまへの視察対応をし、あと、何かをやっていたのだけれど、何をやっていたのかは忘れてしまって、明日、健康福祉常任委員会があり、そのための準備をしていた事務局の担当職員さんの仕事に何となく目途がつくのを待っていたら、「早く仕事を終えて、帰宅するようにしましょう。」という市長の声がアナウンスから聞こえてきて、その後に予定されていた会議にも遅刻をして出席をして…それから帰宅…。ホントに、今日の昼間の記憶がなかなか呼び戻せないことのショックが大きすぎる…明日、登庁して思い出すしかありません。何かはやっていたはずなのに。

出水市議会のみなさまからの視察対応は飯島議員とご一緒させていただきました。多摩市議会の施策評価へのヒアリングだったのですが、私たちがやっていることを説明して、理解してもらうというのは…意外と大変なんですよね。「多摩市議会へ行ったけれど、何をやっているんだかよくわからなかった」と言われたことがあるので、何とか視察内容を少しずつ改良して行こうと取組み中。そしてまた、議会事務局職員が対応できるようにマニュアルではないけれど、これまでの取組みについても一定程度辿れるようにしておきたいなと思っていて、それもまだ準備中の段階です。今日の視察は少しだけ資料提供の仕方なども工夫してみたのですけれど、どこまで先方に理解していただき、伝えることができたかしら?と思います。私が随分昔々に視察対応をしていた時から比べても、多摩市議会が決算時に実施する評価についてはかなりバージョンアップし、議員が取組んでいることも他市から見ればかなり複雑でしょうし、そしてまた「こんなに大変なことやっているの!」なんだと思います。

今日も「これだけのことをやっていて、市民のみなさんの反応はどうですか?」という質問もいただきましたが、市民からの反応について言えば、ものすごい反響がある…というわけではないですね。でも、取組み内容に対し、「無駄な時間を費やしている」という批判はないだろうとは思っているのですが…。しかし、取組む議会、議会の取組みに呼応しなければならない行政はかなり大変。議会も行政も、時間と労力たるや…というのは正直なところ。

議会でやっていることを支えているのは行政でもあり、行政がやっていることを支えているのは議会であり…議会改革というと、何だか議会がものすごく頑張ってやっているというイメージが先立ちますけれど、やはりそこには行政の存在があるんですよね。双方の努力があり信頼関係があってこそ、物事が上手いかたちで進んでいくんだなあと客観的に捉えて私が感じることです。もちろん、それはお互いに「言いなりになる」とか「馴れ合い」というのとは別次元の話として。

私たち多摩市議会でやっている施策評価、あるいは従来取り組んできた事務事業評価についても、そのベースになる情報提供をしているのは行政。行政評価などに一番最初に取組み、ものすごい苦労してきた時期というのは…今の市長ではなくて、前の渡辺市長の時代であってそこを支えてきた職員さんたちなんですよね。既にその当時の部長さんとかは今は退職されていますが、あの時に行財政改革に感じられた「熱量」って…今思い出すとかなりパワーだったかも…。懐かしい。

ということで、出水市議会の皆さんにもぜひ行政と一緒に「議会の施策評価」等の取組みにチャレンジしてほしいという想いを伝えました。議会だけで勝手にやっていても全く前に進まないという意味で。

さて、議会の話しで言えば、明日は健康福祉常任委員会で「(仮称)コミュニケーション保障条例」の制定にむけた正式な委員会が急きょ開催されることになったんです。できれば傍聴しないとと思うのですが、明日はどうしても傍聴できない予定が1ヵ月以上前から入っているので、ごめんなさい…です。代わりに副議長が傍聴してくださることになりました。議会として政策条例を提案していくためのプロセスをどう作っていくか?ここはまだまだ発展途上の段階。先日もブログで書いたのですが、いろんな意味でまだまだ議会としての技量を研いていかないといけないのだなと実感しております。条例づくりはとても難しい。

「倒れるときは前のめり」

最近、お気に入りのフレーズ。