令和元年度決算審査終わる。

今日の帰り道に立ち寄ったスーパーマーケットでパンの棚をチラ見したところ目に飛び込んできたために思わず購入してしまう。このパッケージは魅力的だと思います。どのくらいホイップクリームが入っているのかしら?

昨年度の決算について、特別委員会での審査が終わりました。結果は一般会計は賛成多数にて「認定すべき」、特別会計は全会一致で「認定すべき」となりました。私たちの会派は一般会計については「認定すべきではない」としました。今年の3月、つまりは昨年度末の補正予算で「反対」をしていた理由を考慮しています。図書館本館の再整備に関わり、建築確認申請が下りていないにも関わらず、今年度予算で建設費を計上していたからです。なるべく早く事務手続きを進めていきたい、「3月に下りるはずだった建築確認は5月末までには下りるはず」という見込みがあるために対応するという話しでしたが、「そもそも建築確認が3月末で下りる見込みだったものが下りなかった」わけなので、確実に進めていくためにも‛見込み’で考えるのではなく、「建築確認を取得した」ことを確認してから、建設費用の予算を提出すべきではないの?というのが私たちの意見でした。

その後、図書館本館の再整備ですが…「なるべく早く進めていきたい」としていた心意気に反して、建設工事の入札が不調となり、少なくとも半年ほど…手続きが遅れてしまうようですね。いやはや何とも言い難い状況。入札不調の原因については「なぜ?」と思うわけですが、そこは私なんぞではなかなか理解しがたい要因がありそうです。

さて、今日の質疑では、荒谷議員や篠塚議員が職員の「残業時間の多さ」を指摘していまして、かなり共感しながら聞いていました。「なぜ、残業が多くなってしまうのか」について要因を分析していくことは重要ですね。まずは業務量の把握から始まると思うのですが、その業務の進め方の効率かというのか、取り組み方を含めて捉えつつ、マネジメントしていくことも必要…そのうえで、人員配置がなされるべきでしょう。篠塚さんの指摘のように「必ずしも人を減らせばいい」というものではないと思っていますが、しかし、「業務に見合った人員配置」…そこには当然ながら、従事する職員の個々の経験やら力量も反映されていく必要があり、いかに管理職の役割が大事であるのか、管理職がどこまで機能しているのか…これこそが最も問われている点ではないかと考えるものです。

それにしても、全体を通しても思うことですが、総じて職員さんたちは従事している業務に対しては真面目に向き合おうとしていることはわかります。ただ、「よりよく業務を進めていこう」とどこまでの意欲、モチベーションをもって取り組もうとしているかについてはかなり部署によっても違いを感じます。例えば、周辺他市などの事例などを熱心に調べたり、学んだり…多摩市の取組みをより良いものにしていくためにどこまで情報収集をしているか?…もちろん、他市の取組みをそのまま真似すればよいというものではなく、そこから学びながら「多摩市の取組み」にしていくことが次のステップになりますが、意外と、全国に広がる様々な事例までを調べて云々…ということまで手が回っていないような感じがあります。ユニークな事例などたくさんあり、それらを知れば知るほどに「多摩市ってすごい」と自画自賛している場合じゃないなあと思うこと多いです。だから、努力しようとか頑張ろうっていう気持ちになれるのかもしれませんが。

まあ、とにかく決算審査も終わって、4連休明けで、今週は既に明日が金曜日になり、また週末がやってくるし…あとは最終日に向けて心穏やかに準備作業を進めたいと思っています。今日の決算審査では総括質疑があり、私たちの会派では白田議員が担当してくださったのですが、「地籍調査」の話などは、まさに「税金をどう公平に賦課していくか」という視点になっても重要ですね。明治時代のままの状態で登記されている場合など、実測値とはかなり隔たりある場合もあるようで。実測値より土地の面積が大きい場合には所有者は「税金(固定資産税)を多く払いすぎている」ということになりますし、実測値より小さい場合にはその反対になりますから…。「フェアであること」そのためにやれること、できることを着実に進めていくべきでしょうね。

そういえば、明日の15時から、中央大学の宮本太郎先生により「多摩市版地域包括ケアシステムのさらなる推進~断らない相談支援、参加支援と地域づくりに向けた支援」と題した講演会が行われるようです。多摩市のチャンネルで中継がされるということですが、講演会の情報についてはホームページでどこに掲載されているのか、ちょっと情報が探せません。すみません。でも、時間になれば見れるのかしら?こちらからどうぞ