今日で10月もおしまい!

先週からしばらく…留守にしておりました。パソコンも持ち歩かず、とりあえず…携帯電話は持参していましたが、電話以外は対応しないことを決めて…というデジタルデトックス生活を送れたことは何より。数日のことでしたが、もう数週間くらいも都会を離れていた感覚があり、羽田空港に帰着したとたん…まるで浦島太郎のような気分になりました。雑踏がない、そしてまた、雑音の聴こえない環境に身を置くことができました。

こちらに戻り、いきなり現実…ということで、「地球温暖化対策ワークショップ」が開催され、これには這ってでも見学に行かねばと思っていましたので、半分くらいは前日までの疲労を引きづりながらで市民の皆さんの議論の様子を拝見させていただきました。岩崎議員も私と同様に見学者で出席、白田議員は一参加者としてワークショップに加わっておられました。

 

冒頭、阿部市長が挨拶をした中で「アイスランド」のことが紹介されていましたが、アイスランドは温暖化に対する国民の意識もとても高い国ですね。多摩市がホストタウンとしてアイスランド共和国とのつながりを持てたことの意味は大きいよなあと思っていますが、それをどう活かしていけるのか…問われますね。

ところで、ワークショップですが、市内あちこちでいろんな催し物が開催されていたこともあり、参加者を集めることが難しいような雰囲気もありましたが、そこそこ人が集まって、悪くはない雰囲気だったと思います。しかし、年齢的には年長の方が多く、しかも男性の方が多い…。参加者は確保できても、年齢とか性別とか…いろんな意味でバランスの良い「場づくり」をしていくためにはどうしたらよいものか…って実は課題だなと思いましたが、さすが、手上げ方式で参加者を募っただけあり、話し合いそのものは意欲的に行われていた気がします。

このワークショップは現在進めている「再生可能エネルギービジョン」策定に向けた取り組みの一環で、その作業工程のひとつと言いますか、「市民意見を聴く」という作業として開催されたものですが、「市民参加」のアリバイづくりに終わらせることなく、しっかりと活かしてほしい。そしてまた、今回限りと言うような形ではなく、こうした場を継続していきながら、理解者も増やしていくような…本当はそういう流れをつくる取っ掛かりというか、入り口くらいにしてもらいたいのですが…。さて、どうなるやら。

今日は…浦和大学へ行ってきました。「主権者教育と政治」という授業に参加させていただきました。先週末ぎりぎりに、受講する大学生のみなさんの興味関心、事前質問などが送付されてきたので…それに応じる形で、急いでプレゼンのスライドを作成。10分くらいお話しするだけなのに…スライド作成となるとレイアウトが気になったりとか、いちいち、変に自分のこだわりが頭をもたげてくるので、出かける直前まで作業をしてしまいました。おかげで、市役所建替えの基本構想策定有識者懇談会の傍聴には行けずじまいに…。あとからフォローしておかなければと思っています。

前半は私を含む4名が自己紹介がてらのプレゼン、その後、グループワークで学生の皆さんと輪になって対話する形式の授業でした。やっぱり、いざ話すとなると、政治の現場をわかりやすく伝えるとか、自分の仕事の内容をわかりやすく伝えるのは本当に難しい。

「みんなのお金(税金)をどのように使うのか、決める仕事」…一言でいうと、ここに自分の最も重要な役割があると感じているので、そのことを強調して伝えたつもりなのですが、伝わっているといいなあ。そしてまた、だからこそ、「無関心でいられても、無関係ではいられない」ということも最後に特に強調して、「ぜひ、選挙に参加を」という気持ちも込めてみたのですが。

今回、お招きくださった林大介准教授はとても古くからの知り合い。こうした場にお声をかけてくださるのはありがたいですね。「いろんな議員を見てもらいたい」という先生のお考えのもと、埼玉県議の井上航さん、西東京市議の田村ひろゆきさん、白岡市議の野々口まゆみさんと三人の議員さんとご一緒できたことも貴重。みなさんそれぞれ、個性が感じられるプレゼンも聞くことができました。やっぱり「一人だけ」というのでは、それが全てになってしまいますから。大学生の皆さんにとって、すごくいい場づくりになってるなと。

たっぷりと降り注ぐ朝の光・・・日本海側の朝陽、夕陽もしっかりと仰ぐことができ、その余韻がまだまだ残る今日はハロウィンでした。10月も今日でおしまい!