レトロ看板。

20160412

文化財やら民俗資料やら・・・今後、これら大量にあるものをどうしようかと渦中に置かれている多摩市ですが、「何が‛財’になるのか?」「どれが貴重な資料になるのか?」って立場や見方で異なってくるように思います。専門家ではないので、あまり余計なことを言うつもりはありませんが。

最近、徒歩が多いので、ここのところ気になるのがこちらの看板。「日本住宅公団」と書いてある点も懐かしいレトロ感あふれる、情報の内容も昭和そのものの諏訪2丁目団地の案内看板。これは、私が多摩市に引っ越してきて、諏訪2丁目に遊びに行き、全部同じに見える建物の中から友達との待ち合わせ場所やらを探すのに大いに活用していた看板♪

ですので、これは私にとっては愛着たっぷりでの逸品。この看板が知らぬ間に撤去されることがなければいいなあと自分勝手に思うわけです。歴史を語る看板のため。公的にも私的にも・・・。

さて、話は変わって・・・・「高齢者の見守り」。これから独居老人が増えていくことだけは明らか、なおかつ、高齢になるといろいろ問題を抱える場合も多いくなりますね。認知症サポーターを増やす、介護予防リーダーの育成等など、四方八方からの取組みを試みるものの、基本的には私たちそれぞれの意識が問われるところ。会釈程度のご近所づきあいで、「見守りあえる関係」まではいけないし、いかないし、「個人情報」の壁はなかなか分厚くて、そこを乗り越えるというか、風穴を開ける取組みには時間がかかりますね。「遠くの親戚より近くの他人」とも言われますが、それでも「近くの他人」にどこまで気が許せるのか、心許せる信頼関係を築けるのか?と言えば、「うーん」と首をひねる人の方が多いような気もします。地域で一人ひとりの方とお話をすると、「見守りしあえる関係」の必要性を感じておられる方も多いのですが、市がめざしているような「見守りネットワーク」を住民の間で広げていけるのだろうか?・・・・と考えさせれることが多い今日この頃。「あの時なあ…」って思える出来事があって、ますます考え込んでいるだけかもしれませんが。

「挨拶は大切」と学校では教えられていても、家でも教えられていても・・・しかし「よその人と気軽に挨拶するべきではない」みたいな空気感も覚えている子どもたちは、マンションなどで人にすれ違っても挨拶しない場合もあり、目をそらす場合も多い・・・そういう状況を憂う声も耳に入ってきたり。ご近所づきあいもしにくく難しいものですね。何かしら、例えば子どものつながりなどがあればまだしも、なければ近所とつながるきっかけをいかにつくるか・・・新しいマンションに大人だけで引っ越してきた場合にはよりハードルが高い感じがします。

それにしても・・・って、脈略ありませんが、パルテノン多摩に対する関心は高いですね。今日も、お会いした方から問題視されたのはこの話題。お三方からご意見を頂戴しております。これのみならず、さまざま課題はあるのですが、とりあえずホームページでも掲載されていましたが、国民健康保険の税率改定についても市民説明会が行われます。丁寧ですね・・・。今後、制度全体の枠組みも変更していくので、どうなるのか情報を得ておきたい話題かもしれませんね。お時間あればご参加ください。