ボーっとしていてはいけないな。

今週から…約1年半以上ぶりに朝の遊説を復活させることにしました。会派の名前で活動するところへの想いが一致している白田議員と一緒に、いつから再開するのかを考えつつ、秋に衆議院議員選挙があるので、それが落ち着いてからにしようということにしていたので、ようやくです。

わりと早起きなのですが、やっぱり日が昇る時刻が遅めなので、私も何となく朝起きるのが遅れてしまう今日この頃ですが、これからまた活動を再開するので、生活リズムを整えていかなければいけないなと思っています。新型コロナ禍で朝の活動をお休みにして以来、自分自身の一日のタイムスケジュールというのか、時間の使い方が変わってしまったので、整えなおすためにしばらく時間がかかりそう。早寝しなければいけないなと思います。深夜にアマゾンプライムで昔のドラマを見続ける…みたいなことは控えねばと思います。

今日は東川口駅へ初下車。浦和大学で教えていらっしゃる林大介さんにお声掛けをいただき、東村山市議の佐藤まさたかさん、西東京市議の田村ひろゆきさんと一緒に「主権者教育と政治」の授業にお邪魔してきました。複数の議員とともに招かれるというのは初めてのことであって、さて、冒頭15分の時間に比較的好きなことをお話ししてもよい…という感じだったので何を話そう、伝えよう…を考えるわけです。佐藤さん、田村さんも昔からの知り合いであって、事前に相談すればいいものの、結局、そこは後回しというのか、そのままにしておいたために、昨日になってからアタフタと。

「特別な存在で、異世界のように感じる『議員』という存在を少しでも身近に感じてもらえたら」という想いがどこまで伝えられたかなあと思います。

個人的には「三者三様」であることから始まり、政治家‥‥に対する「先入観を排除して」ということを伝えたのですが、その真意には情報洪水のようになっている世の中で、何をよりどころに物事を捉えることが大切なのか、社会に向き合ってほしいのか?‥‥という想いがありました。

議員活動でも「見る・聴く・足を運ぶ」を大切にしているのですが、大学生の皆さんにも「知った気にならない」で自分自身で事実を掴み、真実を捉えていくような姿勢を持ってもらいたいなあと思ったから。まだまだ私も完璧にできているとは言えませんが、いつも活動を進めるうえで何時も心がけていることであって、まさに、学生さんたちの事前アンケートで寄せられた「議員のイメージ」なるものが、単なるイメージであって、無意識のうちにつくられ定着しているものであるのか?に気が付いてもらいたい…ということでした。

そもそも自分の住んでいるまちの議会を見に行ったことがありません…どころか、「議会がどこにあるのか知ってる」…ということから始まるわけですね。国会議事堂の場所は何となく知っていて、国会議事堂の姿かたちはみたことがあっても、まちの議会の姿かたちなど見たことがない人の方が多いでしょうし…ましてや、国会議員の人数については暗記させられても、まちの議会の議員数は知らなくてもいい、なおかつ、その顔触れなど知る必要もない…というのが今の学校教育ですから…。総理大臣の名前が試験に出ることはあっても、市長の名前が試験に出ることはない…という感じ。

にもかかわらず、「地方議員ってこんな感じ」と語られていくイメージがある。いい意味で、学生さんたちのイメージが崩すことができたなら、今日の私を含めた3人のプレゼンは大成功ではないのかと思っております。

「身近になるかどうか」

というのは、ちょっと微妙。何しろ、大学生にとって私たち3人は「親」の年齢に近いですからね。その意味での「身近さ」を醸し出していくことは難しいのですが、ただ、「政治というのは遠い場所にあるわけではない」「生活と政治がつながっている」ことがちょっとは伝えられたならよかったと思います。

  

3人それぞれの持ち味がよくあらわれるプレゼンをしてから、少人数での意見交換。学生さんたち、とってもよく感想や意見を話してくれました。どうして議員になろうと思ったのか…あたりの話は私は端折っていたので。「先入観に気がついた」と述べてくれた学生さんがいらっしゃったので、ちょっとは伝わったかな…楽しいひとときでした。

せっかくだから、最後に記念撮影。林大介さんは「子どもの権利」「18歳選挙権」のことでずっと活動をされていて、その地道さには頭が下がりますし、何せ、ていねいな活動を積み重ねてこられているところが大尊敬なのです。ご一緒した佐藤さん、田村さんもそれぞれの地域で想いを遂げるために活動をされていて、プレゼンなどを聴くと、自分自身の甘さを感ずるわけでした。たまたま今日から朝の活動を再開して、また原点を大切にしながら一日を重ねていかねばならないと思えたこともまたありがたいことでした。ボーっとしていてもしていなくても時間は過ぎていくのですが、やっぱり、ボーっとしていてはならないと思ったりもして。

行き帰りにとても気になった…東川口駅前のモニュメント。帰り道暗くなった中だと、本当に、人が倒れているのかなと見えてしまい、声掛けしないといけない‥‥って気になってしまいました。思いのほか…東川口という場所が遠く、そこからスクールバスで大学まで‥‥という道のりでしたが、新しい場所に行くというのは車窓から見える景色などにいちいち反応している自分がいて、やっぱり良い時間です。自分自身をリセットしてみたり、新しい何かを得られるって大事なことだなと感じながら帰路につき、しかし、聖蹟桜ヶ丘の駅に降り立ち、次の会議のために急いでタクシーに乗車して永山駅の方向に近づいていくと…だんだんいつもの自分に戻れるような感じになって「居心地」を感じるのは不思議です。

よい一日でした。