パルテノン多摩の事業計画説明会

 

 

今さらとはいわず、ようやく…と評価した方がよさそうですね…。多摩市文化振興財団による今年度のパルテノン多摩事業計画説明会なるものが開催されましたので、どんな感じなのかなと出席してきました。参加者は他の会場に比べて少なめということでしたが、ベルブ永山の視聴覚室に足を運んでまいりました。私を含めて参加者は6名でした。まあ、参加人数の問題は別にしても、こうして地域で説明会をして行こうと考えた意気込み?(意気込みはないかもしれませんけれど)というのか、「やったほうがよさそうだ」と一歩を踏み出したことについては前向きに受け止めたいと考えています。

参加者からの質疑応答を伺いたかったのですが、大規模改修工事内容の説明会と勘違いされていた方もいらっしゃり、説明会資料で出されていた改修後の図面などをご覧になり意見された方もいらっしゃいました。でも、多摩市文化振興財団としては「建物管理を任されている」という立場であって、改修工事内容のことまで踏み込んで回答することはできませんので、頷くこともできずに聞くしかないような雰囲気でもありました。

私は出席してよかったなと思ったのは「6月1日から館長職を置きます」ということだったこと。「館長兼事務局長」という肩書の方が就任するようですが、他市などでもかなり経験を積んでこられた方をお招きすることができたよう。今後にちょっぴり期待をかけようとも思います。すでに大規模改修後も多摩市文化振興財団は指定管理者になるような方向に話で調整が運んでいるようですし、工事中2年間、事業実施も大事かもしれませんが、それ以上に組織再構築をしてもらいたいと考えています。私個人的な意見ですが、パルテノン多摩が主催で新百合ヶ丘で「読響しんゆり名曲コンサート」が開催されていることには、いまいち納得しておりません。大ホールが使用できないことの代替措置なのかもしれませんが、そもそもそのために一体いくらの事業費が計上されているのでしょうか?

市民のための文化事業としてのコンサートなのか?…パルテノン多摩が「事業やっています」というためのコンサートなのか?…外向きのPRし、大規模改修後にパルテノン多摩への集客を向上させる目的なのかわからないのですけれど、私には何のための事業であるのか、どういう意図があるのか読み切れません。読売交響楽団をつなぎとめておくため?とも指摘される方もおられますが、大規模改修後にも「質の高い魅力的な文化芸術」を市民に提供するということが重点方針に盛り込まれているので、そこに則した取組みなのか?

いずれにせよ、館長という肩書のある事務局長が新たに設置されるようですし、組織再構築がスタートする=事業全体の在り方も再構築されると受け止めますので、引き続き注目をしていきます。

この週末も結構いろんなことがありました。

   

諏訪小学校の運動会、大学校友会のOB会の総会、そしてまた市の水防訓練が実施されたのですが、同じ時刻に娘の所属するボーイスカウトの団の総会がありましたので、今回は総会の方に出席。水防訓練は欠席してしまいました。あれこれと予定が重なるとどれかをチョイスしていかなければならず。ボーイスカウトの総会では飯島議員が顧問として挨拶をされ、そのまま水防訓練に向かわれたようですが、私は保護者として総会が終わるまでちゃんと出席。「組織を運営する」というのはやっぱりいろんな課題も出てくるし、難しいなあと…そんなことをいろいろ考えさせられた週末でもありました。

それにしても暑すぎる。この先が思いやられます…ということです。また、明日からの一週間!元気に乗り越えなくっちゃと思います。暑さ対策万全に!