ハーモニーカフェは‘ぼっかけ丼’でした。

 

今日は子ども教育常任委員会があり、パルテノン多摩の基本設計を中心に現在の進捗状況など担当所管から報告というか説明をいただきました。まだ、内容が確定しているものではないということで、コストの計算などは精査中とのこと…3月定例会の公式開催の委員会ではもう少し完成形に近づいた…内容で報告されるはずです。

この際、市民の声を取り入れるとか、聴くということ・・・一体どういうことなのか?というのを考えさせられます。できる限り、市民の声を聴くこと、活かすことは大事なことですし、必要なことと言えるわけですが、いずれにしてもすべての意見を全部全部完璧に取り入れることなどできないことなど最初から誰しもがわかっていることですから。

ところで、昨日だったかの子ども子育て会議の中で「パルテノン多摩の4階に子育て機能が計画されている」ということにつき、驚きの声が上がったと伺いました。「知らなかった。聞いていない。」というご意見だったそうです。多摩市の子育て支援の現場というのはいくつもあるわけであって、新たな場所をパルテノン多摩の中に設置するにせよ、どんな内容するのか、既存の地域子育てひろばとの役割はどう違うのか、その上でいかに特色を作っていくか…なんてことは、既に議論されていていいはず。なおかつ、そういう議論の上に「子育て広場の方向性」について議会にも、あるいは市民にも提示されてきたのかと思っていました…ところがそうではなかったようですね。

パルテノン多摩に予定される広場は、既存の地域子育てひろばとは異なって、来場者の対象が違うというようなことが説明されていたようで、「市外からも人を呼ぶ場所」みたいな行政の回答だったと伺いました。既存の地域子育てひろばは「在住者、市民が来る場所」というのが性格の違いというわけなんでしょうかね?児童館や子育て総合センターのたまっこにある広場の利用者…必ずしも「市民だけ」というわけではないはずです。まあ、運営する側の行政の気持ちとしては「在住者対象」ということで、パルテノン多摩の場合には「在住者以外の人も多数集まってくれるような魅力ある子育てひろばにしたい」という心意気が示されたと理解すればいいのかもしれませんが、いずれにせよ、私も、「知らなかった。聞いていない。」とするご意見がかなり強く出されたと伺ったので、それこそ私も驚いたというのか、「ええっ、そんな感じで話が進んできていたわけ?」と思ったのでした。

まあ、私も耳に入ってきたレベルの話しなので、会議の中でのやりとりについては、実際に会議の議事録、あるいは要点録をきちんと確認させてもらわねばと思っていますが、さらに魅力的な子育て環境をつくりあげる・・・ことを考えるのであれば、既存の地域子育てひろばなどと同じようなもの、重複するような機能しか持てないようなものであれば、全く魅力もなければ、ともすれば、利用対象者を奪い合うだけという結果になるかもしれませんね・・・それは本末転倒。いずれにせよ、「業務の進め方どうなの?」という点でも疑問を抱かざるをようなことだと受け止めております。

夕刻からは、ハーモニーカフェでした。メニューは「ぼっかけ丼」でした。親子であるいは地域のお一人暮らしの方などが食べにいらっしゃいます。ここで顔見知りになって、地域の中で挨拶し合えるような関係性ができるとか、せっかくこの場に来るみなさんなので、ファミレス等に行くのとは違う・・・新しい人とのつながり、会話が生まれる場所にしたいなあという思いがあります。子どもたちどうしは知らないどうしであっても、打ち解けるのが早いなあと思うのですが、大人どうしは・・・最初から顔見知りの知り合いどうしでないと、なかなか難しいところあるなあとかって感じています。お一人暮らしの方などで来て下さるというのは、「ひとりで来る」ということ自体にも勇気がいることだと思っていますし、ここへ来て、ただ単に空腹を満たすではない喜びを感じることができるような場づくり…そのための工夫を今一度考えたいなと思っています。

私は子どもたちが遊んでいる後ろ姿を見るのが好きです。一生懸命だなあって、真剣だなと思うので。我が家ではこんなかわいらしい背中を見ることはなくなりました…。

明日、運転免許証の更新に行ってこようと思います。「期間内に行こう」とかって思っている間に、行かないで終わってしまう…なんてことになったら大変なので。