ダイバーシティなごみ拾い活動@乞田川

マンションの桜も開花して、ベランダから眺める景色に彩り。ずっと咲き続けてくれるといいのですが、昔々から、日本人は「散る花びら」にその思いを託してきたような気がしていて、春風とともに散りゆく花びらをみることもまた、私たちの心の風景の一つになっているのかなあと思う今日この頃です。

すっかり娘の春休みスイッチとともに、私までやや巻き込まれ気味な感じもしますが、しかし、明後日が定例会の最終日なのでそれに合わせた準備や、自分の市議会レポート作成のための原稿を書いたり、その他諸々…作業をしながら、あいまで頼まれたポスティングをして過ごしております。

昨日は、LGBT-JAPANが主催した環境保護活動に参加してきました。知人つながりで紹介をいただき、「多様性、人権、平和」を掲げてまちづくりに取り組んできた多摩市にぴったりな取り組みではないかと思いましたので、二つ返事で参加を決定。せっかくの機会なので、環境政策課や平和人権課の職員さんにも参加してもらえると良いなあと思っていたところ…環境政策課の課長はすでにSNSを通じてこの情報をキャッチしていたというので、めっちゃ感度高い!とか思ったわけですが、平和人権課の職員さんも積極的に参加してくださって、無事に青空の下で、みんなで楽しくごみ拾い。

ごみ拾い…単なるごみ拾いではないというか、主催されたLGBT-JAPAN代表の想いはこちらに。

「相手を変えたければ、まずは自分が変わること。」…そのきっかけが、ごみ拾いであり環境保護活動なのです。

この一言がものすごく自分に突き刺さる感じですね。「相手を変えたければ、まずは自分が変わること。」意識していないと、年齢とともに凝り固まり、そして、頑固になり融通が利かなくなる感じ…もう年長者を見て「あーあ」とかため息をついている場合ではなく、まさに自分自身も我がふり直せと強く自覚しておかねばならないことと感じています。よくわからないプライドが邪魔することもあるでしょうし、面子みたいなことも考えてしまったりするかもしれませんし、まあ、日々、仕事も含めて、暮らしの中ではさまざまなことがあるのですが、無理やり相手に合わせるとか、同調するという意味でもなく「まずは、自分が変わる」…ここ、肝に銘じないといけないですね。

そんなわけで、こうした活動が市内で行われていることがうれしい。そしてまた、誰かにお願いされたとかではなく、「自発的」な取り組みとしてスタートしたことがありがたい。そして、そこに…突如、ふらりと登場したのが阿部市長。

顔を出してくださり、「本当は一緒にゴミを拾いができたらよいのだけど…」とおっしゃりながら、公務の合間に立ち寄ってくださったよう。ありがたいことですね。

というのも、LGBT-JAPANを主宰されている田附亮さんは多摩市出身なんです!地元小学校、中学校の卒業。そしてまた、ご一緒させていただいた当事者の方も多摩市出身とのこと…この活動を通じて、地域を盛り上げていこう…気運をつくっていきたいと語られていました。「多様性が大事」とは言うものの、まだまだ「多様であること」が社会全体としては受け止め切れていない現実もある中で、こうした活動が地域で展開されていくことの意義は大きい。多摩市というフィールドで、活動してほしいなあ‥‥末永くよろしくお願いします…って思ったりしつつ、田附代表と会話をさせていただきました。実は、田附代表とは娘を通じたご縁もあったりで、ものすごく身近な存在でもあるので、自分自身の在りようや学びを深めるためにも今後も活動を見守りつつ、無理せずに参加していきたいと思っています。よかったら、ぜひみなさんもご一緒しましょう!‥‥運動不足解消にもなります。