シニアパワーの時代@多摩市老人クラブ連合会定時総会

第53回を迎えた多摩市老人クラブ連合会の総会でした。市内全域にある老人会から役員の皆さんが総合福祉センターに集まっての開催です。

総合福祉センターはネーミングライツにより、この4月から「新しい名前」…「二幸産業・NSP健幸福祉プラザ」になっています。これで年間100万円の収益確保です。賛否両論と伺っておりますが、黙っていて、ポン!と100万円が手に入れられるわけでもないご時世です。収益確保の努力の一つとして一応評価しています。

さて、老人クラブ連合会の総会は滞りなく終了しましたが、これは全国、あるいは東京都でも同様の傾向と伺いましたが、会員数が減少気味とのことでした。また、各老人クラブで役員を担ってくださる人材にもなかなか困難があるようで、「新陳代謝が課題」という話も伺いました。一会員として活動することはできても、役員になるというハードルを越えること…その難しさは他の市民活動でも実感していますが、それぞれの老人クラブで代表などを担う人材の継続に懸念材料が大きいようでした。

とは言え、今日、集まってこられた方の意識と意欲の高さ!…筋金入りとでも言うのでしょうか?…特に、男性陣の皆さんは企業戦士として第一線で活躍されてきた皆さんも多いわけで、ある意味、かなりのマネジメント力が発揮されていることを感じます。会員数拡大、増強、あるいは広報誌「朋友」の作成など、「活動内容をもっとわかりやすく伝えていく。そして、楽しい活動にしていく努力をどこまでも重ねていく!」そんな思いを共有しながら、それぞれの知恵や経験を出し合い、活動を展開されている姿は何と以下…嬉嬉とされていて、若々しくて、何か颯爽としているとさえ思いました。

 

何よりも印象的で、脳裏に焼き付いているのが会長さんの挨拶…「私たちの世代が邪魔になっていく時代」「孫たちの世代に負担をかけないようにしなければならない。」…これはメモとして…。かえって、私が圧倒されて、シニアパワーからのおすそ分けをしていただいて、懇親会まで参加して帰路に。懇親会では顔見知りの方などとご挨拶をさせていただいたり、情報を交換させていただいたり、「長寿の秘訣」を聞かせていただきました!「ずっと元気で、人のお役にたちたい!」とのシニアの皆さんの願いを受け止められるまち・地域でありたいですね。

 

そして、今日は子ども教育常任委員会で集まり、「パルテノン多摩大規模改修」と「図書館本館再整備」と関連して図書館政策について、継続して調査を進めていくことが確認されました。あと、夕刻から八王子の「車家」さんにまで足を運び、久しぶりにちょっぴり贅沢にお蕎麦をいただいてきました。やっぱり、海老天は美味しいなあ…。とても豊かな気分になりました。そして、なんと充実した一日だったのだろうと…胃袋が満たされたからこそ、余計にそう思ったのでした。明日明後日は多摩市議会議会報告会。市民の方がどのくらい来て下さるかなあ…心配。