オスロ・被爆者キャンペーン報告会。

雪が残る道をそろりそろり歩く一日。大通りはいいですが、それでもまだ薄っすらと氷がはっているような場所は危険です。どうぞお気を付け下さい。議会に行くと…雪かきで体の節々が痛いと話す議員さん多数…お疲れ様です…。

さて、関戸公民館のギャラリーで急きょ開催されることになったという「オスロ・被爆者キャンペーン」の報告会に参加。後の予定があったので、途中まででしたが、恵泉女学園大学にお務めの川崎哲さん、そしてまた被爆者の代表として参加されたお二方からの報告を伺いました。被爆者の方々の授賞式に送るために集めた募金は当初120万円を目標にしていたそうですが、550万円を超える額が集まったということ。。核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)を支持している草の根の力を感じ、何だかホッとします。

「受賞が始まり」

川崎さんがおっしゃった言葉がとても印象的。被爆国として日本が条約に参加することの待ち望んでいる国も多いはず…しかし、現段階では条約には不参加。これについては、憤りもあれば、反対不参加に対する理解の声もありますね。その意味で、「受賞が始まり」という言葉に込められている思いは「市民の動かす力」をこれからも広げていくことへの決意かなとも思ったりしました。

とは言え、報告会への参加者が年齢層が割と高い…これは開催した時間帯にもよるのかもしれませんが、「核兵器廃絶」という言葉に対する感度が低くなっている雰囲気を感じています。「平和」は誰しも共通の願いであるとは思いますが・・・。

聖蹟桜ヶ丘でフラリとしていまして、大学時代にお世話になった先生に遭遇。10年ぶりくらいにお目にかかったのですが、お互い同じだけ歳を重ねており、「変わらない」ことを確認したわけでした。「自分自身の生き方をしっかりと貫きなさい。」という言葉が身に染みて、重たかった夜でした。