イエナプランの学習会@カフェ・リバティ2階

今日は久しぶりの秋晴れ。暖かな一日でした。びっくりしたのはベランダの鉢植えです。つぼみが一気に開きました。半額以下のセール品で苗を購入した時には1つだけ花が開いていただけ。「もしかすると、つぼみのままで終わってしまったりして」と思いながら、一応、肥料を上げたりしていたのですが、つい2日前に華が2つ増えて、今日は一気に明るくなりました。

ちなみにこちらが2日前。青空に洗濯日和の一日でもあったなあと思います。市議会は先週末が代表者会議で、今日は議会運営委員会でしたが私はメンバーではないのでマイスケジュールにて活動。新型コロナウイルスで週末のイベントだけでなく、市民の皆さんの活動なども休止しているものの少しずつ、感染症予防対策などもしつつ、動き出していますね。それに、オンラインでの活動が本当に増えていることを実感します。

今日は諏訪商店街の「カフェ・リバティ」の2階で、午前中は「イエナプラン」についての学習会がありましたので参加。「イエナプラン」というのは、オランダの学校事例が紹介されてから、注目されている教育方法です。「異年齢で学ぶ」ということで、私の中では学年の壁を取り払い、みんなで学ぶというだけが私のイメージでしたので、こうして身近な場所で学習会があると聞いて、楽しみに足を運びました。

実際に現在、イエナプランの要素を取り入れた授業というのか、クラスづくりをされている先生がいらしてくださり、イエナプランとは何かについて、オランダを訪問されたきた様子も踏まえて、お話をしてくださいました。日本でもイエナプランスクールとして開校されたばかりの長野県佐久穂町の大日向小学校は有名ですね。いつか見学に行きたいと思っていますが、イエナプランの考え方を実践する日本で初めての認定校です。

文部科学省が一人ひとりに寄り添った教育とか、学習を展開していく必要性を強調し、あちこちでも使われるようになった「学びあい」。「学びあい」というのは、子ども同士ではなく、大人と子どもでも双方に「学びあい」というのがあるはずですし、それは先生同士でもそうあってほしいのですが、実際の学校現場と言えば…想像するに易し。さらには「多様性が大事」とか「みんな違ってみんないい」とか暗唱させられる割には、それとは真逆の指導が行われていたり…。

もちろん、各学校それぞれ、各先生個人それぞれと個別に見ていけば、学校経営やらクラスづくりやら、素晴らしい実践、展開をされているところもありますが、しかし、全体的に見れば、「学びあい」とは隔たりある現実が広がっている気もします。それでも、昔よりは、以前よりは学校でも「意識せざるを得ない」(指導要領がある)ために、意識しているとはいえ、それでも、まだまだ…。

そんな中で、イエナプランが大切にしている「一人ひとり」の考え方というのは、日本の公教育にそのもの丸ごとを取り入れることは難しいとはいえ、学ぶだけでも価値のある考え方だなと思います。特に授業のはじまり、あるいは終わりなどに行う「振り返り」のための「対話」は大事ですね。先生も一緒に対話の輪の中に加わることが大切。そして、クラス全員で対話するともなれば、やっぱり必要となるのは「少人数学級」と…これだけは確信します。

今でも、「対話」を意識した授業づくりをされている先生もいらっしゃいますが、どうしても人数の多いクラスだと、班分けとかグループ分けをしなければならない。そして、先生は分かれたそれぞれのサークルを見ていかなければならないので、加わることはできていない場面もありますね。そして、サークルのそれぞれの監視員になってしまっているような場合もあり。「学びあい」をつくっていくためには、「学びあい」に向き合う大人の在り方や姿勢が問われそうです。

今日の学習会でも「対話」の時間がありましたが、「学校でイエナプランを取り入れていることを、家庭がどう受け止め理解し、そのつながりのなかで、子どもに向き合うことができるかが大事では」とう意見も出されました。子どもの意見を聞いたり、考えを聴いたりする…忙しいとついつい雑になってしまうこともありますね。そうすると、子どもはいつしか話さなくなってしまう…。

いずれにせよ、「イエナプラン」は日本の学校教育に「対話」を取り入れ実践を重ねていくときに大いに参考になる考え方であると思います。でも、「イエナプラン」だけではないということ…ここは頭に止めておきたいところ。オランダの学校システムは日本のシステムとは異なることが前提ですが、国内にある学校の中で「イエナプラン」で運営されているところは全体の3%ほどだそう。つまり、そのほかの学校は他の考え方やメソッドに基づいているということになります。要するに「多様な選択肢がある」とも言えますね。他民族で構成されている国であって、移民が多い国だからこそ多様な選択肢が必要になっているとも言えますが、選んだ学校が合わなければ、別の学校に転校することも可能…子どもに合う学校に出会うまで転校することができるようです。そして、「不登校」がいないというか、「不登校」という言葉が不要みたいですね。「イエナプラン」を選ぶこともできるし、合わなければそれ以外にも選択肢があると伺いました。それが保障されているところ、この自由度の根拠というか支えているのは国ですね。全て教育が無償化されているからこそ可能になるとのことでした。税金の使い方を考えさせられるエピソードでもあります。

多摩市でも日本イエナプラン教育協会の支部が発足したそうです。せっかくのご縁をいただきましたし、イエナプランはとても魅力的なので、私も情報を得ながら、応援していきたいなと思っています。公立学校で導入していくには、壁が高そうですが、その考え方を学びあいで広げていくことができたら良いなあと。まだまだ私自身の学びが足りないですが。こうした学習の機会はとても貴重ですし、大事だなと。そしてまた、学校の先生たちにも聞いてもらいたいお話でした。実際に公立学校でエッセンスを取り入れながら実践を重ねている事例の話には「子どものたちの変容」が具体的であり、説得力もあり、心の中にも沁み込む内容と言えます。

イエナプランのことを学んだあとは、「カフェ・リバティ」の「和栗のパフェ」を堪能しました。そしてまた、夕方からは同じく「カフェ・リバティ」の2階で子どもたちの宿題カフェがありまして、「鬼滅の刃」の漫画を読んだりもしました。子どもたちに大人気なので、Amazonプライムでアニメは全部見終えたのですが…意外とハマります。

明日は休会日で、明後日が9月議会の最終日です。今月はあっという間というよりは、何だか長くも感じます。不思議。秋晴れが続く天気予報なのでうれしい一週間になりそうです。