どこもかしこも「広場」…?!

20160829

今回も一般質問でパルテノン多摩のことにも触れるので、再質問の構成をどうしようか?とか考えているわけですが・・・・。今日は図書館本館再構築の基本構想策定委員会の傍聴をしていて、やっぱり出てきたのは「広場」!!!ということ。

ここでも「広場」か・・・そして、ここでも「つながり」か・・・・と。

人と人とのつながり、それを自然と育んでいけるようなきっかけづくり、そのための「広場」!・・・・私たちの欲求なんですね。そして、それを「意図的につくりださなければいけない」という時代なんですね。

 

ほんとに・・・わかりやすく今の社会を物語る「議論」です。パルテノン多摩の大規模改修にしても、「ホール=広場」という考え方を抜きしては語れない!みたいな流れを汲んでいて、図書館本館の議論にしても同種な観点で語られているわけで、要するに「他者とのつながり」に私たちの目が向いていることを強く認識させられるものです。

 

それにしても、今日の傍聴では「図書館本館再構築」について、その内容について深い討議がされる前の段階で・・・・「何を討議すべきなのか?」「どこから議論することがふさわしいのか?」みたいな入り口論と言うか、「そもそも論」のところのやり取りにかなりの時間が費やされていました。本来予定していただろう一歩踏み込んだ議論にはなかなか映らず、見ている私としてはなかなかおもしろいなあと思っていましたが、遅々として進まず、深まらない議論に対し、事務局である教育委員会や図書館職員、あるいは業務委託をしているコンサルタントさんはやきもきしていたことでしょう。「予定調和」ではなく議論が進行しているとお見受けしました。進行役の柳田邦男さんの存在が大きいのかもしれません。この先、議論が進んでいくと、予定している回数だと足りなくて、増やさなければいけないのでは?・・・と思いましたね。仮にそうなるとしたら、それ、大歓迎。こういう場合の「予定外」は認めていくべきでしょう。

 

それにしても「広場」、何につけても「広場」・・・ということですが、多摩市にはあっちこちに公園があって、たくさんの「広場」あるのになあ・・・とも思った夜でした。