さ、9月定例会へ!

朝一番で国民健康保険の保険証を再々発行…。受付時間が8時30分からなのでしばし待機。ちょっとした時間に「うちの市役所の雰囲気」を感じるわけですが、カウンター越しに職員さんたちの姿が見えないようになっていて、少し閉鎖的な印象ですね。手狭なために仕方がないと言えばそれまでですが、いろいろ物が置いてあったり、パーテーションで仕切られていたりして、向こう側が見えない…。あまり印象としては良くないかもしれません。でも、対応してくれた職員さんはとてもテキバキしていて、親切で好印象でした。

今日は議案説明がありました。何かものすごい争点になりそうな議案があるかと言えば、それほど物議を醸しだすような案件はなさそうです。補正予算も粛々と質疑が行われていくだろうなあと思っています。

ただ、今日は、その他のところで明らかになったのはパルテノン多摩の閉館期間のこと。「大ホールは平成30年の12月から閉鎖」が明言されました。それ以外、小ホールを含めては、可能な限り(いつまでかは未定)、貸出する方向を考えているとのこと。詳細は明後日のパルテノン多摩大規模改修関連特別委員会で説明されるのかもしれませんが、「全館一体型空調設備」の超老朽化、不具合などを理由にし、「今すぐにでも閉館する必要」が強調されていたことを思うと「大ホール以外は使えそう」との説明だけで「ああ、そうですか?」とはならなそう。なぜ、大ホール以外は大丈夫で、大ホールはダメなのか、市民に説明できるような理由が必要ですね。

先日、福生市に伺った際にも「市民会館」のホールを見せていただきました。やはり、老朽化を迎えていることが頭の痛い課題だと伺いました。結局のところ、「今後、どのようにホールを使っていきたいのか?」を考えること抜きに、ホールのリニューアルは考えられないと思っています。今、パルテノン多摩の施設見学ツアーが行われていて、参加した人からも意見が届いておりますが、「バブル時代と同じ発想でやっていても、お客さんは集まらないよ。」というのは的を得ていると思うのです。また、「成人式とかも年1回しかないのに、そのために残すというのも説明としてはねえ・・・。市の行事だって言ったって、年に1回だよ。」という声も聞こえています。市が実施していた市民ワークショップではそうした「ホールの使い方」などの議論があまり議論されなかったので「不満」とする参加者の意見もあります。

私たちは今、パルテノン多摩を残すにしても、大規模改修をするにしても「どんなホールにするのか?」という議論をもう少し深めておいた方がよさそうです…と思っていますが、どうしても施設全体のことになると、「大ホール」「小ホール」のところ以外のところに目が向いてしまい諸室の稼働率を上げたり、諸室の用途を工夫し、新たな機能を付加することに議論が傾いてしまう。このあたりに視点を置いた議論をどこかで一度やれるといいなと思ってます。

明日は一般質問通告書の提出日。決算審査もあるので、諸資料もどっさりと届くことでしょう。いろいろ勉強しないといけないことたくさんあるなあって思います。しかし、議長になり質問をしなくなるということは…なんか議員力が低下しそうで怖い。