こども市議会探検準備に大詰め!

今日は9月定例会に向けた正副議長向けの議案説明がありました。昨年度の決算状況、補正予算などについて説明を受けました。週明けには全議員向けにも説明会が行われます。正副議長にはなぜ事前に説明があるか…きっと議員全員に説明する前の段階で問題点などがあれば指摘をするということなのかもしれませんね。これまで重大な指摘事項があったかと言えば、そうしたことはなくいつも無難です。

さて、今日は…と言えば、週明けの「夏休みこども市議会探検」に向けての準備も最終段階へ…1ヵ月ちょっとで準備するということなので、それはそれは企画から実施にとかなり馬力を出さねばならない…。「やる」と決めたのは議会運営委員会ですが、実動部隊は’若者プロジェクト’の議員1期生3名…そしてそれをサポートする事務局です。私もその打合せなどにできる限り参加をしてきましたが、正直、ものすごい大変なことを「やる」と決めてしまったものだと思ったこと何度もあります。

10時から集合して、最後の確認が行われました。何せ、事前準備の期間があまりにもなさすぎて、参加者の数の確定も1週間前ですので、そこから一気に加速的に準備に取り掛かったという…感じです。最終的には33名のお子さまが参加してくださることになりました。メール申し込みがシステム上の設定の行き違いなどもあり上手く受信できていなかったというトラブル?もあったりと、想定外のこともありましたが、せっかく申し込んでくれた子どもたちですので「できれば全員受入れを!」という議会運営委員会の方針で対応できることとなりました。

正直、議会運営委員会で「やる」と決めたものの、しかし、それに対して…既に夏休み休暇含めた人員のやりくり含めた事務局内の都合なども勘案すれば…「本当に対応し切れるのか?」という観点から慎重に慎重にと…議会事務局内では企画を進めるにあたっても様々意見はあったわけです。やや心配もしていましたが、しかし、「やる」と決まってしまったからには「やる」しかない…そして「どうせやるなら、前向きに取り組む!」という姿勢で、準備作業を進めれば進めるほど、なんか楽しくなっていくというか、ワクワク感が増している様子でもありました…(実際は分かりませんけれど、私の目から見ると、それぞれ職員さんが持ち味を生かして作業を進めてくれている姿を感じられました。)。これは実は局長や次長の気持ち一つなんだなあとしみじみ感じております。管理職の役割というか、その姿勢ひとつで同じことをやったにしても得られる結果は違う。

そのこと実感した気がします。

午前中から午後からと、ずーっと若者プロジェクトの最終確認の打合せ。それを受けての、事務作業。職員はそれぞれ役割分担をしながら、準備を進めています。黙々と…黙々と…。議事係を中心に当日の模擬議会等の次第作成、あるいは議員紹介のパンフレット作成など。

並行して、他の部屋では若者プロジェクトメンバーも自分のパソコン持ち込みで作業中。子どもたちに渡すことになるワークシートの作成、クイズなどの準備。

まだ今日の段階でも、変更箇所や修正箇所が多々あり。当日は、ほぼ全議員がスタッフとして参加するため、混乱がないようにしなければと進行表をかなり念入りに作成しました…。それから、当日使用するスライドや映像なども確認しました。リハーサルも万全に。それから、途中、参加人数を増やした関係で、模擬議会も2部制で子どもたちを入れ替えることにしたので、その合間には多摩市議会ではお馴染みで池田けい子議員にミニ手話教室をやっていただく段取りも決めました。

 

気がついたら、お昼休憩もなく、15時近くまでずっと作業をしてしまいました…局長も次長も職員も…中休みとばかりに、15時過ぎてからお昼休憩というか食事をとるという感じでもありました。

庶務係は参加する子どもたちの議席札の作成、あとは参加してくれた子どもたちに認定証を渡すことになっているので、その準備。文言についても最後までいろいろ悩んで決めました。あとは参加賞も配布することになっているので「お土産セット」づくり。視察対応で渡しているハローキティのファイルを企画政策部から分けてもらったり、選挙管理委員会からもシャープペンシル、入れる袋もとてもかわいらしい袋をどこの部署からか調達してくれました。

着々と準備進み、グッズは議長室へ。

私も保護者の方にお渡しするお手紙を作成したり、封筒を作成して印刷し…事務局が作成してくれたアンケートと共に封入作業開始。ついつい局長にお願いしてやってもらうという…総出総がかりです…。

 

事務局と一緒に作業を進めながら思い出していたのは、初めて議会報告会をやる時のこと。とにかく「初めて取組む」ことには緊張感もありますし、何もない状態からなので試行錯誤もありすぎて…「そうだ、そうだ、これもやらないと」「あ、ここもやっておかないと」…とやりながら思いついたり、思い出したりすることも多いですよね。そして、できるだけのことをやらなくっちゃと準備万全でベストを尽くそうとみんながそれぞれの力を出しあって…。もしかしたら、まだ私たちでは気づいていないところもあるかもしれませんが、今の段階では思いつく限りのことはやれているかな?と思います。

 

最後には、いつもの議場の臨場感を出すために…実際の放映はしませんが、インターネット中継のシステムも利用することにしていますので、セッティング…。テロップで子どもたちの氏名をきちんと入れなければなりません。その作業も20分程度はかかります。嫌な顔せず、当日、できるだけ満足度高い企画として仕上げられるようにと取組みが進みました。でも、私と局長は夕刻からの予定があり、もちろん大幅に遅刻した訳ですが、それでも最後の最後のところの作業は次長と係長と議事係の職員さんに委ねたところで帰路に。

 

さあ、あとは月曜日!どんなふうに子どもたちが反応してくれるだろう?と楽しみです。まだ、頭に思い浮かんでいる「これ、あったらいいだろうな?」が出来ていないので、それは週末にやらなくっちゃです。