お弁当ですが…ごめんなさい。

今年最後のランチハーモニーでした。いつもよりもちょっと目立つ感じのクリスマス仕様に集会所も飾りつけ…でも、今日は新型コロナウイルスの感染を考慮して、すべてテイクアウトのお弁当に。いつも来てくださる方々の年齢なども考慮して、直前ギリギリまで対応については迷い悩むのですが、今回は「集会室での飲食」についてはNGという判断をして、お弁当で対応。今日は全部で50個。

2日目からしょうゆ麹につけこんでいたチキンのオーブン焼きがメニュー。とても豪華なお弁当でした。ここに野菜たっぷりのミネストローネのスープ付き。そして、「メリークリスマス」のメッセージも。

私の担当作業というのは、大したこともなく…大きめのお鍋でミネストローネの具材をいためること。しかし、そんなに大量に調理をしたことがないので、腕が痛くなるというか、手首が痛くなるというか、筋肉痛になりそうで…。途中から、給食センターのことで大量調理をする調理員さんたちのことが思わず頭に思いうかびましたが、最初は野菜がとても重たくてホントに、混ぜる作業って大変なんですよね。家でこんなにたくさんの具材を痛めるとか調理したことがないことバレバレな感じですが、そもそも我が家にあるよりも2まわりくらい大きいお鍋を使っていて、そこに50人分(足りなくなると困るので、それよりも多めに作る)…。とかく、私にとっては慣れない仕事ということです。

それ以外には、お弁当箱に詰めるのをちょっと手伝い、集会所に調理済みのお弁当を運んで、ミネストローネを持ち帰り用スープカップに入れて準備したり。

でも、今日は調理は集会所ではなく、私たちの拠点でもある諏訪商店街のハーモニーカフェのキッチンを使用したので、あとの片付けなど含めてはラクチンだったかなあ。

 

こんな感じで準備。お弁当屋さんの気分ですね。ハーモニークラブのメンバーの荒谷さんもスタッフの一人なので朝から一緒に手伝いをしておりまして、あとは支援スタッフの方とご一緒に。結構、よいチームワークになっていて、程よい気持ちの余裕を持ちながら作業ができるというのが良いなって思っています。

集会所にお弁当を運び、あとはいつものようにお客さんを待つのですが、リピーターに加え、今日は新規のおきゃくさまもちらほら来てくださってうれしかったですね。

リピーターのみなさんは「よいお年を」と口々におっしゃり、来年も楽しみにしている…ということで、私たちも「また、来月お会いしましょうね。元気に来てくださいね」とお声掛けをして、集会所まで足を運んでくださったことに感謝を込めて「ありがとうございます」と。80歳に近い方が多数なので、集会所までいらしてくださるだけでもありがたいことだと…お一方お一方のお顔を見るたびにそう思いますので、お礼を述べずにはいられないですね。

そして、やっぱり…「会食」を楽しみにされている方からは「ちょっぴり残念」というお声もいただき、この状況下では致し方ないという気持ちもありながら、「食事だけではない楽しみがあるのよね」とも。やっぱり、この場所でたったの2時間以内…であっても、みんなで食事をいただくことの喜びがあって、価値があるということ、そして私たちにとっては、場づくりの意義があるということかなあと。今日は「ごめんなさい」も入り混じりつつの年末最終回でした。

私は一回一回、ランチハーモニーの場に来ては、ハーモニーカフェでも調理スタッフをしてくださっているエミコさんからレシピを聞くことができて、いちいち感心しているのに、感心しているだけであることをまた今月も反省。でも、しょうゆ麹に鶏肉を漬け込むというのはやってみようかなと思っています。ちなみに、しょうゆ麹も手づくりしてあって、今から作るとすると…年明けまでかかるな…。