いろいろ起こる。

朝顔が満開の朝を迎えてうれしい朝でした。特に公務はないものの…ヒアリングをしたり、議長として参加する公務の事前レクチャーを受けたり。その後、たまプラーザまで何と!車で行ってしまいました。

横浜市長選挙の最中です。私の心の友でもある…長島有里逗子市議会議員が奮闘中。しがらみフリーと完全無所属で出馬をされているお連れ合いの長島一由さんの応援です。ずっとお手伝いに入っていた大学生のお嬢様が高熱でダウンしていると伺ったので、少しでもビラ配りのお手伝いができたらいいなあと参戦したのですが、突然マイクを振られて、戸惑った私…ハプニングだわ!と思ったわけですが…。

 

半年も前に出馬を決めてから、地道な活動をずっと広げてきたという努力努力の選挙。そしてまた、お金のかからない選挙戦を展開されていて、その徹底ぶりはものすごい!学ぶところが多くあり、候補者の演説を聴きながら、何度も何度も頷いてしまう。

そして、とてもうれしいことに…まさかの大学時代の同級生に再会!最寄駅がたまプラーザとは知っていたものの、まさかまさか!

 

候補者の一由さんは私が大学時代に逗子市で最年少市長になったころから、よく…大学のゼミなどで話題に上った方でした。その時もやっぱり同じようなスタイル。しがらみフリーで選挙をし、市民の後押しを得て当選された方。「横浜市民ではないのになぜ立候補?」と思ったりもしましたが、人口300万人を超える横浜市の政策選択が周辺自治体に及ぼす影響は大きいでしょうね…と思います。カジノの問題も含め、周辺の自治体住民もいろいろ問題意識を持ち不安を抱いている人も多いのだと感じています。

 

 

ところで、今日「選挙にちょこっとだけ顔だすね!」と言っていたものの…もしかして、行けなくなるかと思うようなこともありまして。週明けのパルテノン多摩改修問題特別委員会についてです。突然「参考人を呼ぶ段取りをしなければならないかも」なんてことを言われてびっくり。参考人を呼ぶためには、議会運営委員会を開催して確認するのが通常の流れです。それこそそれなりの手続きも必要です。もちろん、議会が正式に依頼をするわけで、費用弁償(謝礼ですね)を発生させることとなります。ところが、「費用弁償は支払わずして、参考人を呼ぶ必要が出てきた」…というのです。

「えっ?」

「特別委員会の中で、市がパルテノン多摩の改修や多摩センターの活性化について調査委託をお願いしている事業者の方から、直接に説明をしてもらう予定になっているので…」と事務局からの説明。

「いえいえ、議会側がその方から直接の説明をしてほしいとはお願いしていないでしょう。にも関わらず、参考人で招致をするなんておかしくないですか?」ということで、議会事務局職員と大野まさき副委員長と私とですったもんだあれこれやりとり。さらに事情を聴いてみれば、調査委託の内容には「市民や議会に対する説明」という項目が入っているため、参考人としてお招きをしたとしても費用弁償を支払う必要はない(二重払いになってしまう)とのこと。

しかし、どう考えても、私たちから「議会に対する答弁は部長や課長では物足りない。事業者の方から直接議会に説明してもらう必要がある。」と判断をしたわけではありません。あくまでも「『事業者の方から直接説明をさせたほうが、内容がよりよく理解できるのではないか。』という行政側の配慮に寄るわけでしょう(そもそも調査委託の内容に「市民や議会に対する説明」と盛り込んだのも担当部署)。私たちが参考人としてお呼びする手続きには違和感がありすぎます。」。

「参考人でお招きできないとすれば、委員会では答弁が出来ないので(出席要請をしていない)、休憩を取って発言してもらうことになる。」というので、大野さんは「休憩を取ってしまうと『公式記録』〔議事録)には残せなくなる。」から、費用弁償を支払わなくても参考人として招致するしかないのではないか?…ともお考えのようでしたが…。

最終的には「行政の説明者(部長・課長)の補足説明者として答弁することの了解を得ればさえ、答弁してもらうことができる」と結論を落ち着かせることが出来てよかった。文書法制課に内容を照会し、お知恵をお借りすることができました。こんなイレギュラーというか、前例では対応できないような事例と言うかが出てきたとき、一つひとつ状況を整理して、また議会運営的には一つ賢くなっていく感じですね。

いろいろ起こる。

そう思います。なので、何があっても何がなくても…議長室に足を運ぶことは必要なことだと思うわけでした!