「静」のある空間がいいなあと思う。

真夏日到来か…というくらいの暑さ。多摩中央公園…パルテノン多摩大階段上のきらめきの池の周りでは、カモの家族たちが遠目には大きな石ころにようにも見えるような感じで、避暑をしておりました。水温もきっと温くなっているというのか、この陽ざしにカモたちもまいっているのでしょうか?

多摩中央公園ではどこかの幼稚園の親子遠足?…とてもにぎやかでした。子どもたちの声を「やかましい」と感じる方もいらっしゃるのかもしれませんが、私は子どもたちの声は周囲に明るさをもたらすように思っています。そんな中、大池の周りの多摩中央公園のメンイの空間を通り過ぎて、園路に出るわけですが、だんだんと子どもたちの声が遠のいていくのがまたいい感じ。そして、私は富沢家に向かいました。恒例の「古代の器といけ花」の展示。今日から3日間開催しています。お花も素敵なのですが、古代の器…縄文土器を見るのもとても楽しい。いろいろ、想像力が膨らむので。

富沢家…展示がなくてもおススメです。お座敷の方から池を眺めるだけでも、「ん?ここはどこ?」と心が静まる空間です。わさわさと来館者がいるわけではないので、この景色を独り占めできるのがいいですね。自分なりの楽しみ方を邪魔されない感じがします。

今日は裏門側も開いていました。でも、私はいつもどおりで正面側から入りました。正面側からの風景が好きなのです。それにしてもこの暑さで、お花がすぐにクタクタになりそうで、3日間…展示をし続けるというのは、ケアがとても必要になりそうだなと感じています。

富沢家は周辺よりも気温はマイナス3度らしいです。独り占めできる空間には「静謐」を感じることもできます。とてもおススメ。大池のある周辺のにぎやかさを背中にした隠れ家のような場所。

ぜひ、「古代の器といけ花」…多摩市外からも楽しみに足を運んでくださる方もいらっしゃるようですが、市民のみなさんにも紹介したい企画の一つです。とは言え、人があまりワサワサといれば、それはそれで良いのかもしれませんが、私がこの空間に感じる静けさや佇まいを共有することはできないかもしれませんが。

せっかくなので、グリーンライブセンターへ。こちらも今週末でローズウィークが終わってしまいます。イングリッシュガーデンというのか、ピーターラビットを探したくなるような雰囲気。「和」を感じる富沢家から目と鼻と先にある場所に広がる異空間があることもまた、この公園の魅力だなあと感じるわけでした。

新緑美しい季節になると一気に森になってしまう…。多摩中央公園と言うのか、パルテノン多摩の駐車場です。もう少し見た目に配慮してほしいと思いつつ、手が入っていないこの感じに「天空の城ラピュタ」が重なるのも、悪くはないとプラス思考してみました。

そんなわけで、朝は会派で打ち合わせをし、会派紹介のための動画撮影(全部の会派が行っております)をし、市民の方と意見交換をしたりして、その後に足を運んだ多摩中央公園を堪能してまいりました。「静」を感じる自分なりの空間って、くらしにとって必要不可欠であることもまた実感できます。

 

その後、公務。生活環境常任委員会の委員長になると充て職としてお鉢が回ってくるのが「三多摩上下水及び道路建設促進協議会」です。同じく充て職で出席することになっている総務常任委員長、健康福祉常任委員長、そしてまた議長とご一緒でした。

ヤレヤレ…と思いながら、総会はまあ、セオリー通りというのか予定通りに無事終了。国会議員、都議会議員のみなさんが多数来賓として出席され、名前を紹介されたなら、さっとお帰りになるというのもまた印象的な集まりとも言えます。

さて、週末は市内小中学校でも運動会のところが多そうです。私、昨日は娘の学校の体育祭へ行ってきました。ここ2年間は議長公務と重なって、ゆっくり見るなんて状態ではなかったので、朝早くから出かけ、ばっちり閉会式まで見てきました。母校ですので、懐かしい自分自身の中高時代を思い出しつつ。私は、「つなひきと玉入れ」というその他大勢参加の種目に出るだけでしたが、私とは異なって花形のリレーなどに出場する我が子…親ばかですが、なかなか応援のし甲斐があります。気分転換のできた一日でもありました。