「貪瞋痴」を一瞬でも払う。

やっと自分のスケジュールと合わせられ、久しぶりにランチお弁当作りをお手伝い。高齢者の皆さんに召し上がっていただくので、コリコリパリパリでおいしい「かつおのたくあん」を細切りに集中…たくあんの細切りなどやったことも無く、指が凝った気がする…。みんなで一気にお弁当箱に詰めてから、配布や会食もできる諏訪四丁目の集会場に運んだ帰り道に、しばらくお目にかかっていなかった市民の方と遭遇。

「え、働いているの?」と尋ねられたので、「月に1度だけのランチ弁当づくりを手伝うこともあるんです。」と答えたところ…「それなら、よかった。毎日じゃないよぇ。」と言われました。「議会の仕事が暇なのかと思って‥‥。」と。

今は議会の会期中ではないので…「暇ではないけれど、時間はある。」。毎日、庁舎に行くとか、定時定刻に出勤しなければならないとか…議員の仕事はそういうものではなく、説明するのは難しいんですよね。ちなみに明日は臨時議会と委員会の打ち合わせが開催される予定で、久しぶりに登庁しますが。

ランチ弁当のお手伝いを一通り終えたところで、「お寺deヨーガ」へ。

南野にある妙櫻寺さんで開催です。宗派云々無関係に、古い時代には地域のお寺で子どもたちが遊んだり、学んだり‥‥「寺子屋」とも言うように‥‥今とは違って、お寺がもっと地域に開かれていた気がする‥‥とおっしゃる同世代の住職さん。「もっとお寺を使ってほしい」と考えておられ、その取り組みの一つです。

YOGAのインストラクターの千葉有季さんもまた、地域とつながる活動をされていて、青木農園さんやスタジオメガネさん、けぇどの会所などでも活動されている方。

新型コロナウイルスのこともあり、1回の参加人数を絞り込み、広いスペースでゆったりとくつろぎながらヨーガを体験し、そしてまた、住職の海修さんからのお話しを聴いたり、お経を耳にしながら、身体と心に休息を。

今日は「施餓鬼と貪瞋痴」のことについてお話を伺うことができ、思わず、自分自身を振り返るわけですが、お寺と言う空間が余計に自分の身を正していかねばという気持ちを強くさせるのは不思議です。

運動不足の身体が少しだけほぐすことができたらよいのですが、ヨーガも簡単ではない。固まっている筋肉を自分自身で感じることができないとだめなんですよね。こうして教えてもらった瞬間には…「家でも血流を良くするマッサージくらいはできそう」と思うのですが、3かも経たないうちに…忘れてしまうのがダメですね。やらなくなってしまうだけです。

いずれにせよ、「貪瞋痴」を今日の昼下がりからの一瞬は…払いのけることのできる自分になれた気がします。いつもとは違う時間、空間に身を置くことは大切ですね。住職の海修さんのお話しを受けたインストラクターの有季さんのガイドがこれまた絶妙…ゆったりと身体を動かすことができ、リフレッシュ。海修さんと有季さんの組み合わせがとても良いのです。お二人ともいつも自然体。上から目線だったり、威張るところがどこにもないところが魅力を付け加える感じ。

今日はいつになく「リラックスってこういうこと?」と今までにはない感覚を味わうことのできた自分に満足。ちょっとはコツをつかんだのかもしれない…。とてもよい一日になりました。感謝。

 

お寺deヨーガは妙櫻寺さんのインスタでチェック!