都議選「誰に入れればいいですか?」…その①

先週から都議会議員選挙が始まっていますね。選挙前からも「今回は誰を応援すればいいのか」「誰に入れたらいいですか」というお問い合わせをいただきますが、結論から言えば、今回は特定の支持者を応援することはしていません。多摩市は「南多摩選挙区」ですので、稲城市と同じ選挙区。現職は女性と男性と1名ずつになっていて、性別のバランスは良いなと思っています。今回の都議会議員選挙は過去最多数の女性が立候補しているようですが、「ジバン、カンバン、カバン」がなければ立候補もできないような状態がそもそも問題であって、「みんな違って、みんないい」が本当の意味で受容できる社会をつくるための「多様性」ある都議会になってほしいと心底思います。

ところで、「ふるい議会をあたらしく」とのスローガンを掲げ、前回の都議選で大躍進した政党もありましたが、そもそも「ふるい議会」という意味が個人的にはピンとはこないのです。古臭い考え方、沁みついた慣習だけにしがみつくような議員中心で構成されている議会を変えるという意味に理解すればわかりやすいかな。何が古くて新しいのかわからないのですが、「議会」としてあるべき姿や理想的なあり方というのは実は昔も今もそれほど変わっていないのではないかと思います。

私が都議会議員に求めることは、多摩市のためにどれだけ東京都とのパイプ役になってくれるのか…という点につきます。特定の人たちだけが恩恵を受けるようであってはいけない…っていうか「利権体質」が見え隠れするような状態では困りますし、税金が都民のために市民のために公平公正に使われていることは言わずもがなですが、「誰のための政治なのか」を外さずに行動してくれる人を望みます。

さて、「ふるい議会」ということを踏まえて、思うままに綴っておきます。確かに、この4年間の都議会で、いわゆる議員報酬などを削減する等…市民にもわかりやすい改善には一定の成果があると思います。でも、それが本当に「ふるい議会」を変えたことになるのか?と言えるのでしょうか。

最近、見ている韓流ドラマで王様が手柄を立てた民などに「なんでも望みを聞き入れるぞ」とご褒美を授けるかのように…首長と議会との力関係がどうなっているんだろう?と思えてくるような状態がありそうです。私の勝手な印象にすぎませんが、「数任せ」というのか、何というか…「力づく」に物事を決めていくような雰囲気を感じます。都議会の一般質問などを見ていると、市議会以上に退屈なやりとりばかりが繰り返されているだけなのですが、、最大会派やいわゆる都知事を支援する会派との関係性などは気になるところで、建設的な議論はどこまで行われているんだろう…と思います。

あくまでも、これは単なる外野席からのつぶやきに過ぎないかもしれませんが、都議会の場合には都知事を支援するのかどうかによる差別がくっきりはっきりしているように思っています。「都知事派」「反都知事派」みたいな感じです。「反」がついてしまうと、相手にされないような印象。そういう意味で、多摩市と東京都のパイプ役になってくれる都議会議員の立ち位置は非常に大事になりそうですね。

南多摩選挙区からは2名が選出されることから、選挙公報を見ると、阿部市長は現職と元職を支援しているようですね。阿部市長が都政とどうつながっていこうとするのか垣間見える気もしますが…超「現実路線」で選ぶとすれば、あるいは都知事を支持し支援する立場から強力なる「パイプ役」としてしっかりと連携できる立ち位置にある人を選びたいとなれば、市長がどの候補を応援しているのか…も参考になるかもしれません。

都知事と「自公」との選挙協力という文脈が出てくる理由はまさに…ですね。その点では、都知事と強いつながりに着目して選ぶことは一つの選択肢です。しかし、それだからと言って…と選挙公報を見ながら「うーん」と思われる方もおられることでしょう。そこで、明日は…「その一方で…」という視点を書きたいと思います。