「正しく、恐れる」ための情報はどこにあるのか。

再び、新型コロナウイルスの感染が拡大してきた様相です。「PCR検査体制が整って、検査数を増やせば、それなりに感染者数も増えるので…」という発言を伺った記憶もありますが、それに対して、「とはいえ、陽性率までも上昇していることが問題」と指摘される方がいて、しかし、レインボーブリッジを赤色に点灯させて注意喚起をする「東京アラート」も既に過去の話となった今、私たちは一体、どこからどんな情報を得て、自分なりの予防策も取りつつ、過ごせばいいのかとわからなくなってしまいますね。それにしても、連日のように都内だけでも3桁の感染者数だと聞くたびに、不安が煽られ、「大丈夫かな」と思う一方で、そもそもこれまでからも「きちんとした数字が公表されているのかしら」というようなちょっぴりと不信感まで頭をもたげてしまうような状況です。

「正しく、恐れてください」というようなことも、以前よりは耳にしなくなり、「正しく、恐れる」ために必要な情報がだいたいどこまで示されてきたのか、あるいは今、示され、公開されているのかがわからなくなるくらい混乱してきますね。

少なくとも…私の周りではまだまだみなさん自粛というのか、「なるべく出歩かないように」を心がけておられ、土日など休日も羽を伸ばして…というような雰囲気は感じられないですね。むしろ、予防に予防を重ねて自己防衛することは必要であって、大事なことだと思うのですが、ひきこもりになりすぎて、却って体調を崩されるかたもおられるので、むしろ心配になるくらいです。

今日は午前中に8月5日に発行予定の議会だよりの編集会議がありました。「より多くの人に手に取ってもらい、わかりやすく伝えられる紙面。なおかつ、親しみやすく。」というコンセプトで作成していますが、紙面リニューアルをしてから来年度には3年が経過することを思えば、「今後の紙面づくり」にも役立てていくための市民アンケートなどやってみたいですね。

さて、ベランダの「おかわかめ」は順調に成長しています。植木鉢を大きくしてあげるとみるみる元気アップしております。どんどんツルが巻き上がっているので、あまり大きくしすぎても大変なので調整していくことが大事なのです。朝、カーテンを開けながら、「おかわかめ」に挨拶することが定番なりつつあります。

明日は午前中に臨時議会が行われます。新型コロナウイルス感染症対策…その影響で収入減となり暮らしを維持することが困難になりつつある方、増えていると感じます。ただ、「減収補償」を多摩市単独で実施していくことは財政的にも正直言って、厳しいですし、やりきれないです。そしてまた、いつまで続いていくのかもわからないような今の状況を考えると、一時的な給付金だけでは全く不十分であることも目に見えてきたとも感じています。次年度以降の財政見通しや今後の財政運営、特に将来的にどうなっていくか、あるいはどうしていくべきと思いますが、その点、どのように考えていくのか問われていますね。もちろん、市長が問われるのですが、それと同様、私たち一人ひとり議員に問われ、議会にも問われます。「市民の負託」という意味を最近、考えさせられますね…。

「自己免疫力」「自然治癒力」…新型コロナウイルス対策に必要は二つの力。そのためにはストレスを溜めすぎないことがポイントですね!「マスク着用」と言われるたびに、子どもたちはストレスを溜めていると聞いているので、心配します。自覚はしていなくても「マスク、いやだな」ってチラッとでも思うことがストレスですから。「学校などにおけるマスク」のこと等なども含め、より正確な情報を知り、自分たちに必要な備えをしておきたいですね。