「期待」の裏返しと捉えてみる。

週末土曜日、多摩市議会ウオッチングの会の皆さんから、多摩市議会パルテノン多摩改修問題特別委員会メンバー宛に出席依頼のあった集会に参加。もともと日程調整があっての集会ではなかったのでメンバー全員が参加できたわけではなかったのですが、日常的にも市政への関心がかなり高い、トップレベルにあるみなさんからお招きをいただいたということで私たち議員も緊張感高かったですね。

内容としては私たちがご意見を伺うというかたちで進行し、限られた時間であったため、発言が求められる機会も多くなかったのは・・・やはり「議会」を知り得ているみなさんの主宰だったからとも思いました。つまり、私たちも「特別委員会」として呼ばれているとの認識でもあったので、個人的な意見をどこまで述べることができるか?あるいは述べてもいいのだろうか?・・・・特段、議員サイドで打ち合わせをしていたわけではないとはいえ、「委員会の現在の進捗状況」を極めて公平公正に伝達していくことが望ましいだろう・・・というようなスタンスが出席した議員のなかで不思議ながらも一致していた感じ。そしてまた、そのことを事前に察知していたというか、心得て下さっていたのが主催者の方々で、「特別委員会でしっかりと頑張っていくべき」、あるいは「議会が踏ん張らないと!」と大いにハッパをかけられ終了でした。

実は、私はかなりボーっとしつつ出席をし、ある程度は内容も覚えてはいるのですが、その後・・・タミフルにお世話になる状況となりまして、自宅籠りになっております。

そして、熱が下がりながら、天井見ながら、土曜日のことを思いだしていたのですが、「議会への期待」も伝えられた一方で、「市長がもう一度思いとどまったり、考え直してくれるのではないか?」とする期待感も大きそうだと感じたのですね。市長に対し、公開質問状を提出し、ようやくその回答をいただいたとのことでしたが、アクションを起こすということは「期待がある証拠」と思えてきたので。

今回、市長がパルテノン多摩の大規模改修に関する予算を見送ったことについて、どんな評価があるのか?見送ったところにある「市長の意思」や「本意」はどこにあるのでしょうね?

ここ、遠藤ちひろ市議に代表質問でサラッと聞いてもらわねばと思っております。「議会が特別委員会を設置した」というだけが理由にはならないと私は考えていますが、そこは改めて会派でも議論をするポイントかなあ。

話題変わって、多摩ニュータウンに関する取材記事。団地建替えが進んでいくことは否定しない。けれど、床を増やすだけの再開発の時代から次の時代を見据えた手法に転換をしていくことも考えていく必要があるけれど、それはどう進めていくべきなんだろう?と個人的には最近考えていること。公共施設問題にも相通ずる発想ですね。「床は増やさない」というのは・・・。時代に合ったというならば、きっと人口減少時代の「縮充」をめざす・・ということで、山崎亮さんの一冊を手に取ってみるかな。

いずれにせよ、阿部市長には未だ市民は「市長に対する期待感も大きい」ということ含めて受け止めてもらいつつ、あ・・・市長の任期も考えてみれば残すところ1年になったという施政方針演説原稿(3月1日に開会する定例会の冒頭で市長が述べる)を届けていただいたので、読み込んでみたいと思います。