「想い」があって動く。

今日も町田市議選は森本せいや候補の支援へ。「あの向こうに1軒あるんだ。」ということで、選挙カーを路地裏すみずみまで走らせる活動スタイルには頭が下がります。選挙のスタイルは人それぞれで、様々なわけでして、これもまた業界人としては「学び」にもなり、森本スタイルは彼の議員活動のスタイルそのものであると感じるわけです。とにかく、ていねいに地域を回っていくこと、知り合いだけを頼りにするのではなく、一人ひとりとつながろうとする努力がものすごい!もちろん、路地裏まで選挙カーを走らせるための準備もきめ細かいですよ…支えるスタッフがいてこそできるわけですが。

しかし、ものすごい寒かったです…今日の選挙カーは。年代物の選挙カーを他の地域の方にお借りしているそうですが、窓を開けるレバーがとれてしまっているくらい年期が入っています。でも、車はちゃんと暖房が効いています。最近、私の運転する車はどうやら暖房が故障しているので、それに比べたら快適です。

それにしても、今日は町田市議会の「キャップ」なるものが披露されまして、途中から小雨がぱらつくと、突然に候補者は…「頭が冷える」とばかりに帽子着用。帽子のツバの裏側が「緑色」…こちらもまたものすごい年代物に感じたのですが…きちんと「町田市議会」のオリジナル刺繍付き。

午前中いっぱいでしたが、支援に入りまして、街中の様子を眺めながら、まだまだ開発待ちのような土地が多くあり、あるいは農地も残っている地域を気持ちよく選挙カーで通過しながら、「3期目当選」を祈りながらの応援でした。また、「毎日が投票日!」ということで、期日前投票の案内をしながら、「市政に関心を持って、政治に参加してほしい。投票所に足を運んでほしい。」と訴える候補者の思いが届けばいいなあと・・・曇り空のもとで強く念じたひとときでした。

その後はいつもながら、市議会へ。定例会前なので準備のために会派控室で打ち合わせをする議員の皆さんもちらほら増えてきました。私は市民の方が面会にいらっしゃったので対応し、あとは議会事務局との打合せなど。そして夕刻からは議長として、農業功労者表彰受賞等祝賀会に出席をさせていただきました。

農業功労者表彰を受賞されたのは落合の加藤成夫さん、多摩市市民表彰を受賞されたのは連光寺の萩原清治さん。加藤さんとお隣に座ることができまして、親しくお話しさせていただきました。多摩センター周辺、まちの移り変わりがとても気になるとおっしゃっていたのも印象的でしたが、それ以上に、「農業が大好きなんだ!」と笑顔いっぱいの一言はきっといつまでも私の心に残るなあと思いましたね。「ロートルだからゆっくりしたいなあと思っていたけれど、全然、休ませてくれなくて、忙しい!」…そんな日々を送られているようです。季節が来たら、ブルーベリーを摘みに行こうかな。

今、農業で活躍されているみなさんには多摩の原風景が記憶にあり、そしてニュータウン開発、まちが遂げてきた変貌ぶりを人生とともにご覧になってきた方々ばかり。家を守り、地域を守り、土地を守り…教えていただくことがとてもたくさんあり、一つひとつに驚きがあり、学びがあります。やっぱりここに対する「想い」がある。それも「強い想い」…「会社を辞めて、跡をついで、土地を守っていくのが長男の役目。そう思ってるから。」と…私を取り巻いている環境からも私には全く持ちえない感性ではありますが、その言葉に込められる強い意思とそれから意志も感じさせられますし、ニュータウン開発とともに歩んできたみなさんのお気持ちを少しは想像できるかな?こうした方々にも多摩市が守られていること、しみじみと感じつつ。

「いいまちにしていきたいな。」

って、すごくシンプルにそう思いました。そして、「孫たちのことも考えるし。」という言葉も聞き逃さずにメモ。そして、森本くんの選挙を通じて、あるいは農業者のみなさんとお会いして、「想い」があってモノ・ヒトが動いていくんだなあ…と改めて実感。何はともあれ、地道な活動がいつかは実を結びます!っていうのが私の信念なので。

 

☆フェイスブックページの方でシェアしましたが…これが、私たちが目を反らしてはいけない現実だと思ってます(「データえっせい」から)。今日は2月22日でニャンニャンニャンの日です♪