「よくできました!」

20150826

夏休みラスト1日・・・10月中旬の寒さということで、一気に秋も通り越した気分でした。もちろん、今日は夏休み総仕上げと言うことで、午前中は会派の定例ミーティングに参加しましたが、その後は自宅籠りをし、小学校5年生最後の夏休みを満喫させていただきました・・・・。自由研究も無事に完成、家庭科の課題だった料理もしくは裁縫については、もちろん迷いなく’料理’を選択して、午後中にできることでとりあえず完了させることができました。

ブルーベリージャムづくり・・・と思ったのですが、圧力鍋の仕様で30分かからずにジャムができてしまい、「これではやったことにならない」と生真面目な娘・・・。そして、ブルーベリージャムに似合うお菓子をつくる!とのことで、図書館で借りてきた本をペラペラめくり・・・「よし!これに決めた!」とスコーンづくり。

母「そういうの、やったことないんだけど。マドレーヌにしたら・・・。」

娘「別にママがやるわけじゃないし。」

母「いいねえ、いいねえ・・・!頑張って。」

娘「じゃあ、呼んだら、写真撮ってね。お願い。」

と言うわけで、材料の準備はもちろんのこと、その他諸々準備を整えて・・・私がやったのは記録を作成するために必要な写真を数枚撮影しただけで、あとは私・・・議会に向けた準備をしていたら、あっという間にいい香りが漂ってきて出来上がり!・・・これ、かなり感動。スコーンを焼いている間に、台所のすべての後片付けを完了させておくというミッションも達成していたため、「ハナマル!」でした。実は、作り方の手順を思いっきり間違えたそうですが、全然問題なし。ちゃんと粉や砂糖や卵を混ぜれば大丈夫!だったようですが、途中・・・砂場遊びの泥団子でも作っているのか?と思うがごとくの雰囲気もありましたけれど。

見た目も味もばっちり!

 

こうして、私の夏休み期間も無事に終了しました。それにしても、夏休みの課題をこなす娘に付き合って思ったことですが、「調べ学習」とかって私たちが子どもの頃よりも、その重要性が強調されているわりに、「じっくり調べる」時間を持たないまま、もしくは「インターネットを使えば安易に答えにたどり着く」みたいな感覚を持ち合わせている子どもが多いのではないか?ということ。私の子どもの頃は、文献を探す楽しみや面白さを学ぶのが「調べ学習」で、そのために図書館がある!って思っていたのですが、うちの娘をはじめとして、「インターネット」という武器を使いこなすというよりは、これで調べたらすぐに答えが出せるとの勘違いが先行しているところ・・・やや心配。メディアリテラシー教育が置き去りにされたままで情報機器の操作だけ長けていく子どもたちの実態。ここに市教委をはじめとする教育現場はどのように対応しているのでしょうね?

はっきりいってここ長年来の課題で、誰もここにはしっかりとは触れない。メディアリテラシー教育というのは、いわゆる「インターネットの危険性」を教えるものではないのですが、いわゆるモラル学習がメディアリテラシーの学習だと取り違えて理解されている場合も多いのですよね。うちの市教委がそうだというわけではありませんが・・・。

娘を通して見えてくる教育現場の課題・・・あるよなあ・・・ということで、スイッチをしっかり切り替えて、明日から仕事モード90%にします。