「だから、学ぶ。」

 (東京都道路整備事業推進大会)

3連休明け。そして、週末の台風とその被害の大きさと…。多摩川が増水し、濁流が流れるも氾濫せずに持ちこたえてくれたことをかみしめてしまいます。それでも総合体育館をはじめ、市内に設置された避難所には約2500名の市民の方が避難されていたと伺っています。

もし、多摩市の自主に避難所にホームレスの方がいらした場合にはどのような対応をしただろうか…と想像してみたり、避難地域に指定されていても避難されていなかった方(もちろんマンションなどでも1階ではないと非難していなかった可能性も高い)も多かったこと、家族がいて、しかも乳幼児や高齢者がいる場合に車で避難所に移動できるようにしてほしい、あるいはペットは…障がいのある市民の方々への対応などなどいろんなお声をいただいています。聖蹟桜ヶ丘の京王SCさんは、台風で立体駐車場の1階が出口の精算機も水に浸かってしまうほどになっていましたが、上階を近所の方が車両の避難場所として使用していたこともあり、台風明けの日は「駐車場無料」という対応をされていたと聞いています。神対応!と思ってしまいました。

それにしても、今回の台風の爪痕。言葉を失うほどです。そして、その一方、気候変動によりこうした天気が毎年のように訪れる可能性のほうが高いのかと思うと、今回の災害対応で認識されたと思われる課題を整理していくべきだろうなと思っています。

多摩市の話ではありませんが、避難した際に寒さ対策で支給された毛布があまりにもかび臭いというのか、使いたいのに使う気持ちが阻まれるようなものだったという話も聞こえています。今後の多摩市の対策に生かしていくべきことについて議会としても整理ができるとよいのに…と思います。

さて、今日は東京都道路整備事業推進大会でした。生活環境常任委員会の公務でしたので遠路はるばる委員の皆さんと一緒に砂防会館へ。いつものように(議長公務でも出席していたので)、道路整備の必要性や現在の進捗状況などについてレクチャーをいただき、その後、大会宣言や決議が行われて終了という…スタンダードというのかパターン化されているというのか、まだこのスタイルで続行されているのか?というような会でしたが、しかし、台風明けということもあり、あの台風の被害を目の当たりにすると、こうした大会で道路整備などについて(例えば無電柱化などはやってほしいと思いますし)、都や国に対して要望していくことの意義もちょっぴりと感じるのでした。

都議会議長に就任された石川良一都議の来賓あいさつが新鮮でした!

今日は夕刻からは手話講習会。頑張って出席しているのに、なかなか上達できないのが悩み。それでも継続はきっと力になることを信じて学びつづるしかないなと思うのでした。

そんなわけで、今日のブログのタイトルは「だから、学ぶ」にしました。いろんなことから学ばなければならないと思うのです。「自分にとっては学べなかった。学ぶものはなかった。」を知るのもまた重要なことではないか?と感じる今日この頃。何でもかんでもから学ぶという姿勢が成長につながっていくのではないのか?と思っているのでした。

明日から1泊2日で生活環境常任委員会の視察です。徳島県の上勝町に行ってきます!「ごみゼロ」…上勝町では「ゼロ・ウエィスト宣言」により、徹底的なごみの減量に取り組んでいます。多摩市とは人口規模が違うからとはいえ、それでもかなりモデルにできそうな内容もあるのではないか?と期待大です。

すっかりと秋らしくなり、肌寒くなりましたね。体調も崩しやすい季節です。でも、市内ではさまざまなイベントが目白押し!

個人的には今月22日火曜日の多摩中央公園パークライフショー(こちらを参考に!)。私もかかわっているのが「屋外映画会」です。映画(無声です)「LISTEN(リッスン)」を上映します(当日は17時半~上映開始)。それ以外にも興味深い取り組みがありますので、ぜひぜひ、見学にいらしてください!